人を幸せにする人になろう

歴史学ハイキング―尼崎―西九条―難波宮―鶴橋

◆6月19日の日曜日、恒例の歴史学行事。いっぱいまわったので、書き始めると長くなる。まず尼崎。城跡と城下町。だが、尼崎も城郭はほとん46e02cba.JPGど残っていない。ふつうの人にとって尼崎が城下町なんて、「うそ~」というところだろう。江戸時代にあって、大阪城を守るため、高槻・尼崎・岸和田には譜代の信用できる大名を配置したのであるが、その三つの城のうち、残っているのは岸和田のみ(これ、岸和田古城の保存問題の時に京大の岩城さんに教えてもらった)。戦後の闇市から続く商店街を見て回る。
◆電車で西九条に移動。安治川物語の鉄工所跡などをめぐり、安治川の川底を抜いた地下道を九条に抜ける。オレは昼休みを利用して散髪する。なんたら小学校の石碑。それから二手にわかれて、松島遊郭方面と川口居留地方面に分かれる。阿波座から谷町4丁目に出て、大阪歴史博物館と難波宮。c17ab477.JPG
◆そして鶴橋。鶴橋は戦後の闇市以来のバラックが日本でもっとも残る場所なんだとか。以上、今年の旅行担当の佐賀さんの本領発揮。近現代の大阪の発展から戦後の歩みをいまに残すものやその痕跡をめぐる、かなりマニアックな、それでいてトコトン歩くハイキングであった。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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