人を幸せにする人になろう

うそつき(2)

◆しかし12月2日の不開示に対して、おかしいやろと叩かれ、あるとせなしゃーないという事態とな る。さてどうしようか。
◆陸自にはないと説明した手前、破棄しとけ、として「わからなかったが探したら統幕にあった!」、「発見した!」と公表。それが2月7日。
◆そうすると、なんでそんなもんがわからへんねん、という批判が当然来る。
◆「大発見!」は12月26日という。朋美ちゃんが統幕での発見の報告を受けたのが1月27日という。こういう筋書きはどこまでほんとうなのか。管理上の不備や隠そうとした行為などは担当の責任で、大臣は被害者、みたいな神話を捏造し、2月7日、公表しますと公表したのかな。そして、けしからんことだから、監察をしますとポーズを取る。
◆さて今問題になっている、陸自内のファイルの存在を、陸自は大臣に伝え、これは「個人が収集したデータ」で陸自の公文書じゃないことにし、開示しないという方針とする会議にも大臣は列席していた、という問題。これは何なんでしょうね。
◆3月15日に陸自にもファイルがあるという報道がなされたように、内部告発により、新聞へリークされ、その存在はいずれ報道されるという事態となり、これにどう対応するかという会議だったのかな。で、事務次官が基本方針を出し、公文書としてはないのだ、あるとされているのは「個人の収集物」(こんなんで世の中通るのか)、だから非開示(あるとは認めない)。「またまた大発見!」と発表する必要はない。大臣はないと通してくれて問題はない、と。
◆新聞の解説によれば、内部監察の方向が、関係担当者の処分という原案になっていて、そりゃないやろ、お前知っとったやないか、と反発が強まっているんだとか。大臣をかばい、現場サイドの処分で乗り切ろうという方針に、現場サイドは反旗をひるがえした。2月15日の会議に「お前、おった」、「いやそんな会議知らんわ、ファイルの存在の報告もない」との水掛け論が続くのか。が、もはや大臣を続けられないだろう。内部が守ろうとしないだろうから。
◆それと、問題の渦中の3月、南スーダンからの撤退への反発もあるらしい。一定の任務を果たしたとして、命じられた側のホコリや安全への配慮じゃなく、何かあっても困るし即撤収、と官邸サイドで即決実施されたことへの「不信感」が根っこにあるらしい。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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