人を幸せにする人になろう

久津川車塚8月24日(月)

◆自分、原田、佐藤、吉村・土谷・木下、城陽市担当者 天気は晴れ 泊4人 1日書き忘れると思い出せない。日誌は 日々書くものです。
◆西区の葺石検出を続ける。調査区全体で石を出す。根石と思われる大振りのものはなく、墳端がよくわからない。調査区内で引っかからない可能性があり中央部をより西にえぐった形の調査区となっているが、そこの部分では石が平坦に移行しており、まばらとなり、灰色の濠内堆積土中にあるので、そこからはずしていく。砂質の強い黄色マダラ砂礫の地山が出てくる。これで底は確認した。調査区内で造り出し裾は入っている。なお、時期不明ながら須恵器片が出土。鉄片も。
◆そこからである。そこから斜面に向かって石の含まれる土層を見ながら転落石と判断したものを上げていく。で一旦休止。墳裾風に石が並ぶようにも見えるところで止める。が灰色粘土が石の下に入り埴輪片も引っかかっている。その2列先あたりに横に用いた石があり、比較的大きな石も3石ほどは続く。止めたところの石はやはり堆積土が下に入っていると判断し、2列ばかりはずしにかかる。しかしいくらか外したところで、う~ん・・・。ちょっと待て、と。明瞭な基底石を据えていないのは確実で判断は難しいのだが、やや結論を急ぎすぎたかもしれないなと反省。
◆丸1日、ひたすら石出しで、あっという間に一日が過ぎる。
【来客】韓国の河さん。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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