人を幸せにする人になろう

教育基本条例

◆橋下さんは府知事時代に(維新の会が)教育基本条例を出し、首長が目標を定めるとアピールしてるから、それをも含めて市長選で支持をえたのは確かである。
◆まず、政治主導で、「教育の目標」を決めるという(どうするんだっけ、いちおう一緒に考えるが、意見が分かれたときは政治家の判断?)。橋下が自分の写真を府下全校に掲げさせ、毎日、君が代と共に頭を下げさせることもできる、という仕組みを作ろうとしているわけだ。「貴様とオレとは同期の桜 同じ航空隊の庭に咲く 咲いた花なら散るのは覚悟 見事散りましょ国のため」という教育もできるわけである。そんなこと、二度とこの国でないとは思うが、そうした経験を経て、政治的中立を曲げてはいけない、ということになっているわけだ。首長は、指導・助言という関与、一緒に考える、教育委員会に課題や目標をもってもらい、効果があったかという評価を入れていく、というので十分ではないか。
◆上は政治主導へのこだわりの話。次に「教育目標」とは何かということだ。たぶん単純ですよね。学力を高めよ、競争させよ、この世は競争だ、勝ち残れる人材を、弱肉強食だ!。勝つことが幸せなのかね。それで金もうけて経済も強いことが世界のなかでの日本の誇りなんですかね。
◆学校だから、学力というのは基本のモノサシではある。やっぱり教育水準を高め、一人一人自分で考える人材となることは大事だから、そのことそのものは否定できないだろう。学校の先生も教育委員会もそう考えている。が、何やってるかわからん、トロイ、スピーディでない、成果が見えない・・・、そうかもしれない。ガツンとやらねば意識は変わらん、と。そうかもしれない。
◆教育職の世界もひどいところはひどい。新潟県教委は、旧師範となんとか、県の教育関係はまっぷたつでイガミあっているらしいし、いつぞや目撃した兵庫県教育長の姿は見るに堪えないものだったし、ヘイコラしている高校教員には失望した。プロフェッショナルなのか!。
◆教育目標の中身を問題にしようとしたのだが、書いていてわからなくなってきた。学校の先生の世界のことはよくわからんが(こないだ大教組のある局面が話題になった)、まじめに考えている人も少なくないはずだ。現場の人間が声を上げる、市長や知事も、教員の話を聞いてみてはどうだろうか。教員側も、やっつけられてばっかりという恨みも強いようだが、淡々と大阪の教育現場を分析して提言をしてみてはどうだろう。知事や市長に「こうせい」と命令されるのではなく。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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