人を幸せにする人になろう

3月5日、近つ、大阪府速報展に行く

◆カミさんと、またまた歩いて出かける(姫路で研究会もあったのだが、すいません・・・)。またまた駐車場はいっぱいで25bfe110.JPG、今回は白石先生の津堂城山古墳の再検討という講演会だった。御廟山がb529538f.JPGホムダワケ墓として、さて津堂城山古墳はなんとするのだろうか。そういえば、学生社の『天皇陵古墳を考える』という本をいただいた。そのなかで、御廟山古墳がホムダワケ墓であることを再論している。誉田八幡宮の話などは、さすがである。
◆が、御廟山がホムダワケ墓とされていたことは、『延喜式』の兆域からも確かであり、7世紀末にそうなっていることは、誉田八幡とは別に確かめられよう。7世紀末における古代国家の陵墓探索でそうなったのだろう。この段階で、ひとつの固定化が行われたわけだ。問題は、7世紀末時点で、250年以上前の5世紀前半の倭国王墓がどれだけ伝承されていたかである。王墓が地名を冠する形で伝わっていたと基本的に考えているものの、白石先生が指摘するように、古市か百舌鳥かといったことも信用できない。全部そうかといえばそこまでは言えないにしても、どこかが間違っているということ。
◆展示だ。やっぱりよかった。希望を言えば、これ弥生との巡回にできないものか、と思う。学芸のみなさんと話をしたいことがあったのだが、講演会の途中なので、そのまま出る。帰り、違うコースで帰ろうとするも失敗し、あとは・・・
◆この日、出勤せず歩いたことは体のためには良かったのだが、問題は夜。ちょっと呑んでいて失敗、翌日にひびく。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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