人を幸せにする人になろう

松井さんがなくなった

◆知りませんでした。昨日は3つ授業があったもんで、どっからか電話が入っていたのかも知れません。本日10日に帰ってきて新聞を見るまで知りませんでした。今日のお通夜に行くべきでした。明日、日中の告別式に行けないこともないのですが、木曜日は授業と研究会があり、考古の院生・学生に向き合う日で、これを優先することにします。
◆いつだったか、2年前くらいか、条里制研究会の委員会で奈文研に行き、終わって外へ出たら、松井さんが犬の散歩をしていたのにでくわし、研究室に誘われ、お茶をいただき、中国の学会の話を聞かせてもらったが、それが最後だったか。64歳は若すぎます。一匹狼的なところがあり、自力で道を切り開き、研究費を取り、機械を買い、分野を作っていった苦労はわれわれにはわからない。一方で、いろんな制約もありつつも、国立の研究機関に職を得て、やりたいことをやってこれたという面もあるのでしょう。めんどうみのいい人だったと思います。ぜんぜん人との間に壁をつくることもない。平城の若造との接点は日常的にはほとんどなかったが、研究の話をする時の語りで、熱意はよくわかりました。たぶん、山中先生とは気があうのでしょうね。山中先生もよく松井さんの話をしていたし、その山中先生が死んだことを最初に聞いたのは、上で書いた時の松井さんからだったと記憶します。
◆明日は行きませんが、こころのなかで、お見送りしたいと思います。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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