人を幸せにする人になろう

生駒トンネル

◆こないだ河内国分駅のポスターを見ていると、近鉄のポスターがあり東大阪と奈良県生駒をつなぐのに、ケーブルによる山越え案があったが、大工事であるトンネルを断行したことが、いまの近鉄の発展の基礎になった、といった内容だった。
◆いまネットで調べると、1914年に難工事の末に開通したといある。着工は1911年明治の話だ。落盤事故で死者も出した、経費がかさみ経営難にも陥ったとも書いてある。3.4㎞、よく生駒山を掘り抜くという決意をしたものだ。ポスターを見て、ちょっと感心した次第。よくやったもんだ、と。劣悪な条件での労働に対する非難がいまでもあるということも付け加えておくが。
◆いまの近鉄奈良線は、1964年にその南に新たに掘った新生駒トンネル、というものだそうである。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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