人を幸せにする人になろう

2021年2月23日、神戸市博1

◆次に神戸市博。雑誌『博物館研究』の広告によると、リニューアルは丹青社が請けたよう。神戸 市博は20年は行ってないように・・・。そうか、近世絵図を見せてもらいに行ったことがあったな。
◆神戸市博は、ルーブル美術館展とか、美術系の大型巡回展とか、そんなんばっかりやっている博物館との印象がインプットされている。神戸の展示が少なく、どこが神戸市立博物館なんだろうと思ってきた。。
◆今回は、リニューアルした展示を見に行ったわけである。1階が常設展示。五色塚の模型で始まるが、西求女の資料などは並んでないのだ。古代とか中世とか近世とか、さっさと流したか、さしたる記憶がない。で、港神戸の近代のところが手厚く、居留地の立派な模型がある。神戸の小学生は、どこで神戸の歴史を学ぶのでしょうね。
◆よかったのは和田岬砲台の修理等をふまえた台場の企画展を2階でやっていて、これがとてもよかった。いい展示ですよ。是非、ご覧あれ。ちらほらいた観覧者の多くはマニアっぽい。これに比べると天保山台場の資料はほとんどないのでしょうね。明治5年の地図を知る。これ、大阪歴博でいまやっている水帳から何とかへのポスターに使われている地図です。また、イギリスが1861年だかに測量した瀬戸内海を中心とする中四国の地図がほんとによくできていることにも驚く。沿岸を航行して、これだけの地図を作れるんだ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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