人を幸せにする人になろう

03月12日、試験監督のあと

◆市大の大学入試、2次後期の試験監督。小論文で昼までで終わり。息子はどうなるか知らんが、東北各大学ほか、首都圏の大学入試にも大きくひびく。東北地方は後期はなしでしょうね。首都圏でも、やめてセンターのみという発表もあった。うちの子のところも、時間を2時間ずらしたが、東京に出てこれなかった人がいるとなると、再試験でしょ。そうなると、合格発表がずれ込む。入学手続きがずれ込む。へたしたら年度が変わる。大学の事務はたいへんである。
◆というのは大学に身を置くものの心配だが、なによりも東北沿岸部の被害である。1000人は越すのは確実だが、たぶん万人になるだろう(3/13,4:00)。
◆昔、家族で東北貧乏旅行(車の中での野宿)をしたとき、間に1泊のみ民宿を入れたのが、宮古の北の田老町。この時、10mの防潮堤、これはいったいなんだ、と思った。そうすると、繰り返し津波の被害を受け、これだけのことをやっている、という説明を受けた。帰ってきて、中学校の地図帳を開くと、この田老町の解説があった。そういう有名なところだったのである。ここも壊滅したという。
◆原発は、最悪の状況はなんとか回避した様子ですね。
◆そんなんで、試験監督のあと、研究室にいたけど、仕事になりはしない。ネットでもテレビ、NHKとTBS・フジのニュースが同時配信されていて、それをずっとみていた。13日は加古川なので、12日のうちに加古川に帰るつもりにしており、そんなんで職場にいても仕事は手につかないので(よみうりの資料は出した、それだけ)、早めに杉本町を出た。
◆ネットでのテレビのニュースを見ていると、ツイッターが流れる。「やべえ」とか「メルトダウン」とか、「あの解説者、話下手すぎ~」とか、いい気分ではない。「よし、みんなで被災地に行こう」なんて呼びかけるヤツはいないんだろうか。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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