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2月24日、兵庫城

◆神戸市教育委員会と協議し開催されることになった見学検討会。案内としては大阪歴史学会主催という形を取る。現場の対応やその後の検討会のキャパもあり、見てもらったらいいと思われる範囲へ連絡してもらう形となる。その点、申し訳ありません。

日時 2月24日(火)
見学会 10:00~13:00 現地
    調査担当者による遺構の説明(約1時間)
    その後自由見学(調査担当者が随時説明)
意見交換会 14:00~16:00 中央市場本場 会議室 神戸市職員10人以上参加
研究会 17:30-19:30 三宮勤労市民会館

◆8:21の準急でほぼ10時現地着、広大な区画は3区に分けて調査され、最後の今回の区画は残存す る城跡がそっくり入るように設定され、堀の石垣が丸ごと検出されている。総勢30人くらいか、関西圏の城郭屋にかなり来てもらえたようである。昼を取り、2時から2時間ばかり、市教委の方も大勢加わり、遺構についての意見交換会。
◆終了後、大歴主催で、三宮に場所を移し、そこまでの議論をふまえつつ、学会側でどう対応していくかを検討した。今度の土日に具体に考えよう。ヒストリア4月号で城の専門家に書いてもらい、わたしも見学会参加記とともに、書きておきたいこともある。が実際には、3月中にどこまで何をするのかの方が大事。店舗建設で杭位置で壊れるところはむろん発生するが、設計変更がなされ、石垣はほぼそっくり地中に残るようである。遺跡は消失すること なく、9割方残る。なによりこれが大事。よかった。あとは、近代の最初の兵庫県庁であったことを含め、遺跡のありようを買い物に来た神戸市民に伝えることができるような、活用に課題が移っている。
◆3部構成で、20時終了、神戸大I氏のおかげで、1部、2部、3部とも、イメージ通りの内容となり、とても有意義であった。見学会、意見交換会をセットいただいた神戸市教委に改めてお礼申し上げるとともに、I氏のご尽力に敬意を表したい。で、神戸大のもうお一方と3人で慰労会をやり、帰宅したら23時でした。

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HN:
雲楽
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60
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男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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