人を幸せにする人になろう

いや~みなさんのおかげです

◆難波宮と大化改新シンポⅡを無事、終えることがデキタ。実は資料はこっちで刷ると請け負 い、実際、刷ったのだけど、実は1人分の2頁が抜けていて、木曜日のどたばたのなかで、確認を怠り、これで準備OKと思っていたのですが・・・。そのあと城陽に行ったのだが、確認のために発表者にほかの発表者のものを含めた通しのPDFを送っておいたのだが、留守の間に抜けているという指摘があり、実は、ぜんぶ刷り直したのだそうです。すいません~。
◆日曜日、本番当日、11時頃までパワポを作成しようやく完了、会場に出向く。天気予報は雨、客足はと心配したが、おかげさまで日中はほぼ曇り、ぞくぞくと人が集まってきて300人くらいにはなったのでは。1人40分の2番目。昨年はマシンガンのようにしゃべり、なんとか時間内でほぼ収めたが、今年はパワポの枚数も少なめだし、比較的ゆっくり目でもいけると思ったのが大間違い。このへんの感覚は、まだまだ未熟です。時間の半分が経過したところで、こりゃあかんと、サト領域論はすっとばし、なんとかまとめの話を入れ、それでも5分オーバー、10分オーバー未満くらい、少し足が出たのだろう。タイムキーパーの人、すいませんでした。
◆討論がしたがって1時間はなく、50分程度になるが、S氏の捌きで、無事、進行した。後半の2人とコーディネートの議論を聞いていて、どうしてもしゃべりたいので、最後、発言をさせてもらう。ひとつは尺度論。難波宮条坊が900尺というのに前から違和感がある。土地は高麗尺の歩でしょう。125歩として考えないといけない。前期難波の建物が29.2㎝だか、やや短いという話で、それで条坊を割ろうとしていて、天武段階の条坊と違うような方向を考えているように聞こえたので、そりゃちゃうでと。天武段階も高麗尺だろうし、孝徳段階のものそのままとみる方がいい。
◆もうひとつは、中国の都城の話にからみ、ここ半年の持論である、なんで内裏前殿というのか大極殿と言いませんかという話と、そのまえに広大な朝庭をもうけることは中国の影響を読み取れるんだろうが、そこに16もの朝堂を配置することが日本的なんだ、と主張させてもらう。
◆書いていると中身の話にやはり行ってしまったが、終了後の打ち上げで、発表者のみならず、大阪市博物館協会の方々、市大の地域連携のみなさんらと、楽しく呑めたことも、またうれしい。とはいえ、いつものメンバー的な考古・古代史の人間がひとかたまりになり、あ~でもないこ~でもないという楽しい議論を勝手にやっていた観はあるが、最後の方では向こう側にも行き、話もできた。
◆こっちはこっちで、大阪市との連携協定のなかで企画を考え、言い出した以上は自分がやらねばならず、しんどいことだが、でも楽しくやっているのだが、それを実行するにも、実に多くの人の協力があって成り立っていることを実感する。連携協定での各関係者の協力関係として、どこかが多大な負担をすることなく、相互に協力しあって実現できた観があり、とてもよかったなと思う。だからこそ打ち上げも楽しい。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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