人を幸せにする人になろう

2010年10月28日れきはく現地研究会最終日

◆水原の京畿道博物館が本日の予定。ホテルから近く、出発fa72ca22.jpgは97ab1167e.jpg:30になる。今日はあたたかい。博物館にはすぐ着くが開館は10時なので時間をつぶす。ここは1996年開館だそうで、隣にチルドレンミュージアムを建設中(たぶん)。
◆展示、けっこうジオラマが多い。小学生が団体で訪れていた。百済→高句麗→新羅とこの地域の政治圏が交替することによって、墳墓をはじめとする遺跡や副葬遺物が変転する。新羅の真興王?の碑d0fb4fd2.jpg文が全土におよんでいく地図がおもしろかった。エントd58dc69b.jpgランスの所に、100年前(もうちょっと前か)のソウルなどの古写真が引き延ばしてあり、興味深かった。幕末や明治の写真で、武士や着物姿の日本人を見て、150年の変化の激しさを感じるのとまったく同じように、韓国ドラマで見るような両班など、独特の帽子や着物の姿を見ると、その変化を驚かずにはおれない。写真はキャプションによると南大門付近だということだ。これ以外にも、農夫や郷校の先生、キーセンな572fdb24.jpgどの姿も・・・。4e8757bd.jpg
◆10:30には藤尾さん以下、飛行機の早い組は出発した。残ったのは設楽・松木・野島(韓国の人と待ち合わせをして別行動)・吉田、わたしの5人。11:00に待ち合わせ、11:10には出発。今回のタクシーの運転手の最後の仕事になるが、われわれを中央博まで送り届けてもらう。ソウルに入り、12:00前には博物館に到着する。
◆中央博、2004年に来たときは、景福宮内の仮設の施設で、新しく建設中であったので、新しくなってからは初めてだ。アジアの大英博物館をめざしているというだけあって、とにかくデカイ。そして実に大勢の来客。フラッシュを焚かなければ撮影も自由(東博もそうなったが)。
◆15:00集合と約束して、飯も各自と言うことで散る。1階に先史から始まる考古資料。結局、14:15までで百済と伽耶の一部のところまでしかたどり着けず、疲れてきたので、2日後に1日当てて見学予定なので、腹ごしらえをして、ミュージアムショップを尋ね、15:00となる。
◆4人でタクシーに乗りソウル駅前のロッテマーケットへ。オレは固辞して別行動を取るべきであったが、一緒に乗り、高速バスターミナルとは反対側のソウル駅へ行き、そこで別れて単独となる。
◆13:50、地下鉄4号線?で総神大前まで行き、16:10、7号線に乗り換え、16:15にはバスターミナル駅に着く。儒城行きのバスの切符売り場はどこかとうろうろし、インフォメーションで聞いて、無事購入(9300W)。購入直後の16:30出発、車中、共同通信社の瀬島龍三のことをまとめた『沈黙のファイル』の文庫本を読んでいる。18:15儒城出口、目の前に巨大なサッカースタジアム。バスターミナルに到着。地図があれば、ネットで予約したホテルへ歩いていくのだが、わからずタクシー(ワンメーター2300W)でホテルへ(ホンインホテル)。儒城に来たなら温泉で、ホテルに大浴場もあるのだが、コンビニに買い物に行き、いまブログをアップしている。

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HN:
雲楽
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性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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