人を幸せにする人になろう

2016年8月17日(水)久津川車塚

◆1日、日誌を書くのが遅れると、もうわかりませんが・・・。前日16日、風呂に向かうと豪雨。風呂屋に着いてから玄関先まで行くのも車から出たくないほどの雨でした。学生等を宿舎に送って京奈和で南に下っている時も豪雨。夜もけっこう降っていたようです。という次第で、調査開始後、はじめてのまとまった雨となり、この日17日は、排水から始まりました。とはいえ、工藤さんが早めにポンプを動かしてくれ、9時時点ではほぼほぼ水は抜けていました。
◆城陽市担当者。自分。長友。道上・阿部(市大)、大澤・園原・吉村・安藤・木下・森・ 水谷・西田(立命)、泉・田口(奈良大)。
◆作業内容は、造り出し北斜面の葺き石面検出のほか、石の目地ほほじることと、墳端の追求などを行った。写真右が造り出し北辺で、左が後円部側斜面です。+ミッチーが造り出し稜線付近の地山出しのダメ押しをやったのも、この日だったと思う。
◆墳端については、後円部側裾線を追求。こっちも基底石が明確にならぶというわけではなく、抜け?て、上からの小さい石が落ち込んでいるのかと思われる箇所もあるものの、ある程度、それらしく並んでくるものを拾うことができる。一方で、造り出し北辺はどうにもよくわからなかったが、一応、辺として通ると見てもよいか、と思われる並びがあり(写真下右)、その外をほじくる。一応、17日の終了時点では、一定合意のえられる推定ラインを考 えた(写真下左)。 ただし、黄色のところはちょっとね~(これ18日の見直し) 。
◆墳端外の石敷きは、石のないところの濠内堆積から、かなり取れるとの見方も示された。なかなかギチギチに噛んでいるところはそうも考えにくい面もあるが、ありうる。密に詰まっているところから、そこからは遊離した石群もあり、石のないところの土を下げ、そのちぎれ具合などからも判断していこう、と。はずすのが恐ければ、記録を取った上で、一部はずすなどしてシロクロをつける必要があるのでは、とも。
◆この日、1/50略図に、列石等、これまでに検出してきた葺石の略図を記入した。終了時点の全景も挙げておきます。葺石は、ひととおり検出し終えたかな、あとは清掃、というところにこぎ着けた感あり。
◆この日、帰る途中、レーザー計測の第1弾の打診をする。

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プロフィール

HN:
雲楽
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60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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