人を幸せにする人になろう

2016年8月15日(月)敗戦の日

◆くもり。前日の雨で水が斜面を流れ調査区西端には泥。自分。長友。道上・阿部(市大)、大澤・安藤・木下+3回生3人(立命)、泉・田口(奈良大)、相馬(近大)。アラアラ班・目地班・谷筋班の3つでスタート。
◆アラアラ班は、ひたすら調査区西端をめざすチーム(道上・阿部・大澤・田口・相馬)。 写真上左は、第1Q終了後の11時頃。写真中央部に、縦に置かれた石が2ヶ。もしかして造り出し北辺裾部か、と。写真上右は、第2Q終了後のお昼の写真。さきほどの大きい石が一定集中するとともに、それより下方では、ほぼ密に石がかみあって石敷状に次々に現れてきた。こいつら生きてるよな。そしてその下の写真は第4Q途中の15時40頃。石敷石が続いたあと 、石が途切れてきた。遊離した形の石がとびとびにある。濠底である。で、ほぼアラアラが西端までたどりつく。で、正丁4人で、西端に排水溝の意味を兼ねてサブトレを入れ、濠内堆積の下の地山を10㎝ほど掘り抜くところまで深掘りをしてもらう。で、その断面を見ながら打って返し、地山上面までの削り出しにかかり、本日は終了となる。いや~、1日でたどり着きましたよ。
◆埴輪集中部をやっていたチーム(安藤・木下・泉)の方はよく知らんが、埴輪集中部で見えなくなっていた谷筋列石の続きを確認し、それを出していく。埴輪片が入り、列石両 側には本来の葺石と考えられる原位置の石も確認された。またまた谷筋部を深掘りした形となり、両側にここまで検出してきた石群が高く聳え、やはり転石上面で止めている状況であることがはっきりした。明日、両側の葺石面をちゃんと出していきながら、下がっていけば、くびれ部の姿も拝めるかも知れない。この列石の方向は、調査区のほぼセンターで、金曜日は北にかなり振れるかと心配したが、大丈夫だ。
◆なお、朝から調査区高い側の葺石について、フォトスキャン用の写真撮影を行った。9点のシールを貼った単点を設け座標計測を行った。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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