人を幸せにする人になろう

2016年8月2日(火)久津川車塚

◆機会掘削後、人力で、黄色をはずし、洪水前の濠内堆積土まで出していっているようである。谷間の石列も出てきている模様。その結果、調査区設定の時の谷筋と角度がやや異なり、いま開けている調査区では、後円部とのくびれ部(隅位置)が出ないのではないか、という危惧が生まれているよう。
◆まあ、後円部心と、1箇所のみの後円部墳端らしきものが検出されている箇所から後円部径を復元し、昨年の実績で斜面を伸ばし北辺を想定し、調査区を設定した。が、後円部に造り出しがどのように食い込むか、離れているか、それはわからんわけです。推定後円部径と推定前方部側縁の交点から離れて造り出しが設置されているのではなさそう、ということは昨年の調査でわかった。造り出しは後円部斜面に食い込むようになっているわけだが、それがどの程度で、造り出し北辺がどの程度あるのか、それはやってみないとわからん。いちおう、巣山のように、造り出し側縁が屈曲せず後円部にぶちあたる形でなく、誉田御廟山を参考に北辺がいくらかある姿で推定した。昨年の上端部での谷筋は気になっていたが、その角度でのびると、後円部斜面にほとんど入ってしまうようになり、漠然と角度を変えるように考えていた。甘かった、かも。
◆3日、対応を考えなくてはならない。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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