人を幸せにする人になろう

2016年8月5日(金)久津川車塚

◆帰りの24号線は込んでました。よし牛で晩飯。帰り着いたのは20時頃か。とにかく、土曜 の晩は徹夜だと思っていたので、ひたすら寝ました。無理に寝たわけでもなく、むろん現場で疲れ・・・
◆さてと。思い出しだし日誌を書くものではないが、月曜日8日に書いております。晴れ。参加者は、城陽市担当者、自分、道上、阿部、安藤・木下、泉・田口、だったっけか。
◆重機は本日まで。回送までの1時間、調査区西端部分について、ひたすら残る黄色を除去し、濠内堆積土までめくる、という作業に従事する。重機のバケットを下ろしてもらい、そこに排土を入れていく。残土はけっこうな厚みがあり、スコをもたせ掘削した。ほぼそこまでの目的を達し、グライ化し、また鉄分が吸着した独特の土までめくる。このへんは完全な濠内なんだろう。石は入っているが転落石だろう(写真1=10:44)。よく掘ったもんだべ。
◆そのあとは土嚢作り。既調査区である造り出し北辺部の、今回もう一度開けているところは、土嚢で埋め戻したキリもあって、2段落ちのようになっている。そこをきっちりと、今回の調査区として画するために、土嚢を100数十みなで作り、土嚢壁を積んで画した(シートをかけてしまったので写真を取り損ないました)。
◆そして、今回の深堀部の法面、これ深さなんぼあんるんでしょうかね。約4mくらい か。去年よりきっと深いですよ(そうかスタッフで計ろうか)。そこにシートをかけて、全景写真までめくることのないよう、シートをきっちりと張る(写真2)。こうしてみると、掘り上げないといけない石は、水平距離で25mくらいあるのかもしれない(追記。そんなにはありません。17.5mでした)。いや~長い長い。こいつらをやっつける手間は相当なもんです。
◆午後、全員で、造り出し西斜面にかかる。昨年度は、調査区周囲に犬走りをめぐらし、 調査区端まで、斜面を削り出さなかった。そこのところの幅60㎝とか70㎝ほどであるが、昨年、肩からある程度のとろこまで出していた斜面をぜんぶ出し切る作業にかかる(写真3)。
◆最後の1時間もないくらいか、造り出し西斜面が片がつき、北斜面もやってもらっていたが、造り出し稜線沿いの部分のダメ押しを道上・安藤に任せ、残りはみな、谷部最上部から葺石にとりかかる(写真4)。こっちは木下がリードしてくれる。まあ、石をほじほじするのはむちゃくちゃ手間!。この日の最後、1時間くらいやっただけかと記憶するが、下方の長さを見るとボーゼンとする。下に行く着くには、どのくらいかかるのだろうか、と。
◆16時頃、西日がカッと照りつけ、日中以上に照りがきつく、つらい。熱中症には気をつけましょう。ということで、本日は、重機が大小2台ともいなくなり、人力による掘削が本格化した第1週の最終日でした。ちゃんちゃん。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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