人を幸せにする人になろう

2016年9月18日、長浜・彦根

◆松山に遊びに行こうとしていたのですが、19日はカミさんが授業があり、18日だけ何処かへ行こ うと。宇陀松山の伝建案もあったのですが、長浜へ。
◆お城は廃城後の跡地に模擬天守を建てたもので、博物館となっている。もっと長浜全体の歴史を学べるのかと思ったが、まあ城の博物館である。なんでお城の駐車場(臨時駐車場というのか第2駐車場だったが)がいっぱいなんだろうと首をかしげる。お城というか博物館を訪れる人も多い、というところに妙な違和感を・・・。そのあと駅舎の保存施設に行き、これもおもしろかった。長浜が北陸や湖北などからの物資を大津へ輸送するターミナル駅であり、舟運との結節点であったこと、やがて東海道線とつながるが、湖北から敦賀、また敦賀から福井へ、鉄道をつなぐことが難関であったことなど、学ぶことが多い。
◆そのあと、いよいよ町へと向かうと、ほぼすべての駐車場が満車で、内部は1回横切っただけだが、とにかく人があふれている。ラーメン屋には長蛇の列。なんじゃこれは・・・。びっくりです。以下、ウィキ。

 黒壁スクエアは、滋賀県長浜市旧市街にある、伝統的建造物群を生かした観光スポット。黒漆喰の和風建築である「黒壁1號館」から「30號館」までの総称であるが、一般に北国街道と大手門通り(美濃谷汲街道)の交差点である「札の辻」(江戸時代に高札が立った場所であることに由来)を中心とする区域として紹介されることが多い。
 江戸時代から明治時代の和風建造物の連続性が高い情緒ある町並みとその古建築を活用した美術館、ギャラリー、ガラス工房等の文化施設、レストラン、カフェ等が集積するエリアで、また日本最大のガラス芸術の展示エリアとして知られ、年間約300万人の観光客が訪れる湖北随一の観光スポットである。
 旧市街地の中心である「札の辻」に建つ「黒壁銀行」の愛称で親しまれてきた旧第百三十銀行(1899年竣工)の取り壊しの危機に際し、旧市街の古建築の保存と再生のための博物館都市構想を掲げた第三セクター(長浜市と地元民間企業8社が出資)「黒壁」が1988年に設立された。  「黒壁」設立の主目的である旧第百三十銀行の保存と再生は同建築が1989年に黒壁一號館「黒壁ガラス館」としてオープンすることにより達成された。 さらに「黒壁」はこの一號館の周囲の古建築を、次々と美術館、ガラスショップ、工房、ギャラリー、カフェ、レストランへと再生してその数10館、「黒壁まちづくり」に参画する館を合わせると計30の古建築の再生に携わった。1991年に新快速が長浜駅まで延伸したこともあって観光客が増え続け、その活況はエリア内の他の古建築の再生・活用へと波及していった。
 400年の伝統に支えられた寂れた商店街と古い住宅街が、今や湖北最大の観光スポットへと変貌を遂げている。町おこしの成功例として有名で、日本各地から視察が絶えない。

◆というのはいま学習したわけだが、当日、これはどうなってこうなったん?、研究せなあかんと思った。しかしまずちゃんと訪ねマチをまわることですね。

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HN:
雲楽
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男性
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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