人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
松岳山2012年4月28日
◆【岸本・高島・道上・松本】マシンをP44にセットし、新規でP45からP48の杭を打つ。結局、P47はレベル移動まで済ませ
たが、P44からは視準できず。あと1点打てば、ほぼ参道までの部分をカバーできるはずだ。
◆P44にて、まず、前方部南側面のB3の紙の取りこぼしの三角地帯を測量する。ここまでで昼。
◆午後も、P44から、新たにB4の紙を作り、まず山車小屋のコンクリート沿い(前方部南稜線に相当する)を、52m~49.25mまで下ろす。西側の畑地もこの位置から測量できるが、これは後回し。それから前方部南側面に転戦し、、52m~48.25mまで下ろす。竹藪の密生地でなかなか困難。順調なら、道上に任せて、別働隊を途中から動かそうかとも考えていたが、とてもそうはいかない。
◆ともかくもB3の紙について、神社へ至る参道までの範囲をまずは終わらせたい。
◆P44にて、まず、前方部南側面のB3の紙の取りこぼしの三角地帯を測量する。ここまでで昼。
◆午後も、P44から、新たにB4の紙を作り、まず山車小屋のコンクリート沿い(前方部南稜線に相当する)を、52m~49.25mまで下ろす。西側の畑地もこの位置から測量できるが、これは後回し。それから前方部南側面に転戦し、、52m~48.25mまで下ろす。竹藪の密生地でなかなか困難。順調なら、道上に任せて、別働隊を途中から動かそうかとも考えていたが、とてもそうはいかない。
◆ともかくもB3の紙について、神社へ至る参道までの範囲をまずは終わらせたい。
大阪歴史学会の運営
◆ちなみに、大阪歴史学会の事務局運営で、できれば固定的な事務局員を週2回とか雇用し、事務局大学で仕事にあたってもらうことが考えられている。現在の 大学、大学院生、そのもちまわりという、大阪歴史学会の運営を維持するためには、そうしないとモタナイということのようである。ただし財政的には支出が増 えるわけで、そうなると捻出するためには、印刷方式を元に戻すしかないという議論になっている。ちゃんとしたオフセット印刷にし、紙も書籍用紙にして、誌 面を刷新することを提案し実現にこぎつけた側からすると残念である。なんとかならないか、考えてはみたものの、会費を上げるという手段を取らずにとなる と、印刷経費を下げざるをえないというのは事実。そして事務局運営において、2年ごとに移していくやりかたを変えられない以上、そして、そこに生じる2年 ごとリセット状態を回避し、スムーズな事務を実現するためには、雇用者を導入するというという方式が、過去の事務局長担当者の会議で導かれ、オレもその方 がいいと思うので、それが大事。だから、印刷を元に戻すのもやむをえないかと。
◆このあたりは6月総会で議論される予定。
◆ついでに大会費。国公立が法人化されて学会を開催すると会場費を取られるようになり、かなりの額で、これがイタイ。私学では、関学や関大でやると、むし ろ大学を会場にすることで、参加者数に応じて支援金が出る。これもかなりな額。そうすると(市大は?)、国立と私学でやるのと会場費で60万円くらいの差 が生じるのだ。会場費を取られるマイナスと、補助金が出るプラスの差。そこで、これまでは事務局大学での開催を原則とし、ほかでもありという規定もあった が、だいたい事務局大学で開催してきた。これを改めようとしている。会場費がかからないところを探す、ということ。なので、今年は大阪商業大学になる。プ ラマイ0、会場費は取られないので。ま、学会運営もたいへんだ。わたしがスペインに行っていて欠席した3月委員会で決まった。市沢さんは、いろいろ考えて おられる。
◆事務局長経験者での会合で、なにかと新しい試みをやって経費がかかってくるようになった張本人としてオレを押さえこまなあかん、という話も出ているらし い。別に悪者にされ排除しようというものでなく、予算の執行を担っている事務局としては必然だろうし、ま、うちわの話。こちらはこちらで一定の背景の元 に、どう活性化させていくかという特別委員会の議論をふまえて、やれることをちょっとずつやってきたのだ。繰り返しになるが、会の持続が一番で、それには 事務局員雇用が必要→そのためには賃金分を印刷費を浮かして捻出する他はない、そういうことはやむなしだな、とあきらめている。ただ、一方では、このご時 世ではあるが、会員増をはかる努力も一方ですべきである。毎年4月頃、大学の研究室に入会案内を送ることを提案し、最初はやったが、事務局の中で引き継が れず定式化していない。あるいは、現地見学検討会でも入会案内を置いたらとカミさんに指摘を受ける。バックナンバー販売に学会に出かける時はどうしている のかな。レキケンとかニホンシケンという大きい学会なので、そういう時も、入会案内のチラシを置いておくべきだし、即入会もOKとしておくべきでしょう ね。経費節減はむろん必要だが、一方で、待ちではなく会員獲得の努力も、あまり経費のかからない方法で地道にやってほしいもの。こういうのも、事務局員が 固定すれば引き継がれていくのではあろう。
◆いまのところ、退会者も少なくないが入会者はそれをわずかに上回り、会員は減少せず横ばい、わずか増できている。ま、1000くらいですけど。
◆このあたりは6月総会で議論される予定。
◆ついでに大会費。国公立が法人化されて学会を開催すると会場費を取られるようになり、かなりの額で、これがイタイ。私学では、関学や関大でやると、むし ろ大学を会場にすることで、参加者数に応じて支援金が出る。これもかなりな額。そうすると(市大は?)、国立と私学でやるのと会場費で60万円くらいの差 が生じるのだ。会場費を取られるマイナスと、補助金が出るプラスの差。そこで、これまでは事務局大学での開催を原則とし、ほかでもありという規定もあった が、だいたい事務局大学で開催してきた。これを改めようとしている。会場費がかからないところを探す、ということ。なので、今年は大阪商業大学になる。プ ラマイ0、会場費は取られないので。ま、学会運営もたいへんだ。わたしがスペインに行っていて欠席した3月委員会で決まった。市沢さんは、いろいろ考えて おられる。
◆事務局長経験者での会合で、なにかと新しい試みをやって経費がかかってくるようになった張本人としてオレを押さえこまなあかん、という話も出ているらし い。別に悪者にされ排除しようというものでなく、予算の執行を担っている事務局としては必然だろうし、ま、うちわの話。こちらはこちらで一定の背景の元 に、どう活性化させていくかという特別委員会の議論をふまえて、やれることをちょっとずつやってきたのだ。繰り返しになるが、会の持続が一番で、それには 事務局員雇用が必要→そのためには賃金分を印刷費を浮かして捻出する他はない、そういうことはやむなしだな、とあきらめている。ただ、一方では、このご時 世ではあるが、会員増をはかる努力も一方ですべきである。毎年4月頃、大学の研究室に入会案内を送ることを提案し、最初はやったが、事務局の中で引き継が れず定式化していない。あるいは、現地見学検討会でも入会案内を置いたらとカミさんに指摘を受ける。バックナンバー販売に学会に出かける時はどうしている のかな。レキケンとかニホンシケンという大きい学会なので、そういう時も、入会案内のチラシを置いておくべきだし、即入会もOKとしておくべきでしょう ね。経費節減はむろん必要だが、一方で、待ちではなく会員獲得の努力も、あまり経費のかからない方法で地道にやってほしいもの。こういうのも、事務局員が 固定すれば引き継がれていくのではあろう。
◆いまのところ、退会者も少なくないが入会者はそれをわずかに上回り、会員は減少せず横ばい、わずか増できている。ま、1000くらいですけど。
疲れ果て
◆土日も仕事をしていて、今週は火曜日にはもはや疲れていた。今日の神戸大学1限が終わり、市沢さんにコーヒーを入
れていただき話をする。市大に戻って大学院の演習をやって開放され、雑用を片付けなければというところで、グロッキー。眠くて眠くて、寝た。28日からのGWは、また松岳山の測量と『市大日本史』の編集で終わっていきそうだ。
◆神戸まで電車の中で、新納さんにもらった科研の報告書をざっと読む。基盤Aの目的とその達成がコンパクトにまとめられ、それぞれに興味深かった。作山古墳の測量は航空レーザーだったんや。それと造山古墳の周辺3Dについては、空中写真からの判読によるデータに、古墳の測量データを組み込んで作成したものだった。
◆千足の石室が25㎝尺ではとの見解があったが、西村さんが表明し、わたしも追認し1尺23㎝→南朝1尺25㎝を認めたのだが、そんなことには触れてもくれていない。
◆神戸まで電車の中で、新納さんにもらった科研の報告書をざっと読む。基盤Aの目的とその達成がコンパクトにまとめられ、それぞれに興味深かった。作山古墳の測量は航空レーザーだったんや。それと造山古墳の周辺3Dについては、空中写真からの判読によるデータに、古墳の測量データを組み込んで作成したものだった。
◆千足の石室が25㎝尺ではとの見解があったが、西村さんが表明し、わたしも追認し1尺23㎝→南朝1尺25㎝を認めたのだが、そんなことには触れてもくれていない。
谷首
◆そのあと造山に行く。さらに樹木の伐採が続き、丸裸に近づいている。これは前にも書いた。楯築、なんか会社員風の
スーツ姿の3人がいて、遺跡を見ており、違和感・・・。
◆さてと、話変わり、前に予告していた、谷首の石室の3次元計測を年度末に実施した。羨道のいちばん手前の石はこけ、床面もやや埋まっているが、玄室は床に近いところまでほぼ出ているのだろう。巨石を使った立派な石室だ。羨道部には落ち葉が厚く入り込んでいたが、箒で清掃。玄室も根っこその他の雑物を外に出し、計測をしてもらう。成果を楽しみにしよう。横穴式石室の計測を中心として科研萌芽は今年度も落とされ、なかなか今後とも着々とというわけにはいかないが。いまもっている基盤が今年度最終なので、次年度は横穴式石室で基盤研究に挑戦しよう。
◆さてと、話変わり、前に予告していた、谷首の石室の3次元計測を年度末に実施した。羨道のいちばん手前の石はこけ、床面もやや埋まっているが、玄室は床に近いところまでほぼ出ているのだろう。巨石を使った立派な石室だ。羨道部には落ち葉が厚く入り込んでいたが、箒で清掃。玄室も根っこその他の雑物を外に出し、計測をしてもらう。成果を楽しみにしよう。横穴式石室の計測を中心として科研萌芽は今年度も落とされ、なかなか今後とも着々とというわけにはいかないが。いまもっている基盤が今年度最終なので、次年度は横穴式石室で基盤研究に挑戦しよう。
で考古学研究会
◆学生4人と学会に行く。みな、土曜日の夕方には出発できるので、車に乗せて18時に岡山に出発する。澤田さんのとこ
ろにお世話になる。できるだけ学生と時間を共有し、連れ出すことが大事。学会報告はいず
れも理屈っぽい話なので、どうかとも思うが、反応を見ていると、それぞれ熱心に聞き、それなりに受け止めているようだ。
◆昼休み、岡大の展示室を見る。学生は熱心に見ている。コウケンの大会は久しぶりで、会う人に珍しいですね、と言われる。報告4本を聞いたが、下垣さんのは面白かった。午後の発表を1本聞いた上で、討論はパスし、遺跡巡りに出る。
◆鬼城―作山―国分寺―江崎―こうもり塚―造山―楯築と18時過ぎまで、おなかが空いたので食事をし、19時に出て、21時半くらいに難波に帰着した。
◆昼休み、岡大の展示室を見る。学生は熱心に見ている。コウケンの大会は久しぶりで、会う人に珍しいですね、と言われる。報告4本を聞いたが、下垣さんのは面白かった。午後の発表を1本聞いた上で、討論はパスし、遺跡巡りに出る。
◆鬼城―作山―国分寺―江崎―こうもり塚―造山―楯築と18時過ぎまで、おなかが空いたので食事をし、19時に出て、21時半くらいに難波に帰着した。
大阪城の石垣スキャン
◆なんとか実施。写真はライカだが、業者の方と話をしていると、このマシンの活躍期は5年くらい。機器の発達が早い。
いまは、ファロウズというやつの、球体からレーザーを飛ばすようなものになっているらしい。写真のマシンは、トランシットがトータルステーションになり、それが自動的に水平回転しながらタテ方向にレーザーを飛ばしていく方式だが、いまはそうではないんだと。ここにも型式学が認められる。従来の機器に新たな機能が付加され、その仕組みは、従来の、レンズがあり、それが水平方向と上下動で操作するものを継承するところに始まり、いまは次世代の3次元計測に即したマシンに進化しているということのようだ。
◆そしてものすごく簡易でスピーディであると。なので、広域にわたる現状の計測はかなりの時間的短縮が可能となり、かなりの広域でも、わりあいと容易にできるようになったんだと。そうなると、もうそっちを使うことになり、古いマシンはもはやあんまり使わないとのこと。今回は、仕事がバッティングしたため、古いマシンになった。
◆あいかわらず中国からの観光客がヤマのように押しかけている。
◆そしてものすごく簡易でスピーディであると。なので、広域にわたる現状の計測はかなりの時間的短縮が可能となり、かなりの広域でも、わりあいと容易にできるようになったんだと。そうなると、もうそっちを使うことになり、古いマシンはもはやあんまり使わないとのこと。今回は、仕事がバッティングしたため、古いマシンになった。
◆あいかわらず中国からの観光客がヤマのように押しかけている。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。