人を幸せにする人になろう

あと16年半

◆こないだ9月の教授会で、定年規定の変更が紹介された。まったく経緯等は知らないが、2年前くらい?、63定年だけど、1年は再雇用となり、井上浩一先生はもう1年いらした。それがさらに65年へと。退職は、65歳の年度末なんですね。そんなこと、まだ意識することもなかったが、教授会資料を見ながら指を折る。
◆誕生日が3月なので、2029年3月退職。いまが2012年10月だから、あと16年半、たぶん。大学に来て12年半が経過した。あっという間ですね。折り返しも近い。16年半、ひとまず市大に(数年先はフシ合わせ大学か?)考古学の教員として居続けることが大事だし、増員は困難でも、確実に1枠は継承されていくことを確保する必要がある。もっと考古の学生や院生が増えて、日本史全体の希望者が増え、またオレの業績のアピール力もあれば、博物館の科目担当もあり、なんとかとも思います。が、大学の定員増なんて、例えばいまの市長が「考古を充実せよ」といったような天の声でもない限り、1世代一生懸命やって実現できるかどうかくらいな話である。マイブン業界も就職口がどんどんあった時代は遠くへ過ぎ去り、全体に希望者が減っているところで、市大で考古学をやる学生が飛躍的に増えることはない。1人1人に丁寧に対応し、多くは一般就職するが、考古学の勉強を通じて自分で考えて一定の形にまとめることのできる人材として送り出し、何年かに1人くらいは、この業界でやっていく若手を送り込めればよい。自分の名前を売り込むには、マスコミとつきあい、取り上げてもらうようなことも必要なんでしょうが、こればっかりはやりたくない。新聞やテレビに出たいとは、まったく思わない。ま、その前に、相手にされるような業績を積みなさいって、「はい」・・・。
◆あと16年半だそうです。まだ、けっこうやれますよね。カミさんと退職したら、世界一周放浪の旅に出よう、としばらく前に盛り上がる。そのためには、これくらいタメとかなあかんな~という話にもなり、月々の額を決め、2ヶ月分になる(そのくらいの最近の話です)。しかし最近は、「あんたとずっといると思うとな~」と敬遠気味な発言に。実現しないかもしれませんね。構想としては1~2年の貧乏旅行なのですが、1人ではね~。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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