人を幸せにする人になろう

タブレットは小中学校に必要か

◆29日に府市統合本部の会議があることは、例の近現代史の教育施設新設の件で聞いていたので注目していた。翌30日の新聞に注意していたが、その関係記事はなかった。が、別途、メールで情報は入ってくる。大歴で対応を月曜日に議論し声明文も作ることになっているが、金曜日まではなにも手をつけられなかった。
◆で、新聞では、府大と市大の議論のためのチームを作るといった記事を見たような・・・。また、それよりもマスコミでは、原発容認といった記事が踊る。脱・原発依存を主張してきた市長は、この先、この問題について、どういう態度を取るか、見物だ。このまま、この問題は大飯原発が再稼働して収束してしまうおそれもありそうだ。
◆大阪市の小中学校にタブレット端末を配備するんだって。橋下流はすべて思いつき。やりとりするには便利な道具かもしれない。が、児童が、鉛筆と消しゴムを使い、ノートを取るという学習は必要ではないか。手を動かして文章を書いたり図を書いたり式を書いたり、そうやって整理してまとめていくことは論理的思考を身につけるのに不可欠では。画面にペンを走らせて自動的に記録されることと、手で1字1字、文字などを実際に書いていくことの差、というのはあるように思う。大人になると、「ノートに手書き」から完全に脱却する人もいよう(オレもそれに近い)。しかし、論理的思考、レジュメとかの資料作成、文章力、そういうものは小学校からタブレットを使うことで養われるのだろうか。いまよりも劣っていくのではないかという危惧である。タブレットなどの機器も進歩していくのだろうが、しかし手で書いて、また1冊ノートを使い切ったとか、そういうことの意味はあるように思うのだが。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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