人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
吉田晶先生が亡くなられた
◆今日の集会の席で、吉田先生が先月の15日にお亡くなりになったという話が出た。知らなかった。関本さんからも(近
所)電話が入り、先月、奥様が12日に亡くなられ、3日後に先生が亡くなられたそうである。
◆吉田先生とお会いしたのはいつだったろう。岡山大学時代、考古学研究会の委員会だったか・・・。そのあとは大阪市大に来てから。最初は大阪歴史科学協議会の2005年4月の例会で、考古学の課題みたいな、漠とした話をしたとき(これ受けたけどしんどかったです。都出先生の話の要約みたいなもんで、恥ずかしい内容でした)。近藤義郎の議論をなんで取り上げないのか、ということを指摘された。そのあとすぐ、著書をお送りいただいた。表紙をめくると、2005年4月17日とサインをしていただいている(宝物にします)。
◆そして、前にも紹介した、大阪歴史科学協議会で2007年に集落の話をした時。この時もわざわざ顔を出していただき、それこそ郷の理解は違いますといったことを含め、発表に対して質問をいただいたことを覚えている。そのまま歴科協の忘年会に行ったか、店の前で帰られたか、とにかく店の前でも先生と話をした。話題は近藤先生だった。
◆ついで、2008年の大阪府の博物館問題がおこった際に、ご高齢の先生に声をかけさせていただき、発起人を引き受けていただいた。
◆そして同じ2008年5月、大阪市立大学日本史学会で講演をお願いした。この時すでに、まとまった発表をするのはこれが最後かもしれない、とご自身も言っておられたような気もする。当日は時間に関係なく、古代の戸籍の分析を進め、予定した終了時間になっても、用意したレジュメの半分に到達しておらず、途中で時間を聞いてあわてられたが、そのまま時間を気にせず話し切っていただくようお願いした。そして講演内容を翌年の『市大日本史』第12
号に書いていただいた時、編集担当として、原稿そして校正のやりとりした。先生の原稿、取っておくべきでしたね。いや、校正の時に返したような記憶もある。戸籍の手描きの原稿とか表とか、古代史の院生に頼みテキスト化し、B5版2段組40頁の大論文をものにすることができた。これが先生との最後のおつきあいになってしまいました(この時の手紙とかとっていないだろうか)。
◆元に戻すが、岡山で、北條さんとか大久保さんとか、考古の学生・院生と議論している姿を、まぶしく見ていたと思います。おなじ岡山大学にいて、考古学研究会の委員会とか例会があるというのもあるが、若い考古学徒の発表や意見やそういうものに耳を傾け、議論し話をする、やはり吉田先生の人柄によるところが大きいのでしょうが、そのように古代史の先生と話ができる岡山大学の人がうらやましいと思った記憶がある。
◆吉田先生とお会いしたのはいつだったろう。岡山大学時代、考古学研究会の委員会だったか・・・。そのあとは大阪市大に来てから。最初は大阪歴史科学協議会の2005年4月の例会で、考古学の課題みたいな、漠とした話をしたとき(これ受けたけどしんどかったです。都出先生の話の要約みたいなもんで、恥ずかしい内容でした)。近藤義郎の議論をなんで取り上げないのか、ということを指摘された。そのあとすぐ、著書をお送りいただいた。表紙をめくると、2005年4月17日とサインをしていただいている(宝物にします)。
◆そして、前にも紹介した、大阪歴史科学協議会で2007年に集落の話をした時。この時もわざわざ顔を出していただき、それこそ郷の理解は違いますといったことを含め、発表に対して質問をいただいたことを覚えている。そのまま歴科協の忘年会に行ったか、店の前で帰られたか、とにかく店の前でも先生と話をした。話題は近藤先生だった。
◆ついで、2008年の大阪府の博物館問題がおこった際に、ご高齢の先生に声をかけさせていただき、発起人を引き受けていただいた。
◆そして同じ2008年5月、大阪市立大学日本史学会で講演をお願いした。この時すでに、まとまった発表をするのはこれが最後かもしれない、とご自身も言っておられたような気もする。当日は時間に関係なく、古代の戸籍の分析を進め、予定した終了時間になっても、用意したレジュメの半分に到達しておらず、途中で時間を聞いてあわてられたが、そのまま時間を気にせず話し切っていただくようお願いした。そして講演内容を翌年の『市大日本史』第12
◆元に戻すが、岡山で、北條さんとか大久保さんとか、考古の学生・院生と議論している姿を、まぶしく見ていたと思います。おなじ岡山大学にいて、考古学研究会の委員会とか例会があるというのもあるが、若い考古学徒の発表や意見やそういうものに耳を傾け、議論し話をする、やはり吉田先生の人柄によるところが大きいのでしょうが、そのように古代史の先生と話ができる岡山大学の人がうらやましいと思った記憶がある。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。