人を幸せにする人になろう

宮本さんの話のまとめ

◆都市格というのは、人格と同様に、都市にも都市格があるというもので、この言葉は関一時代に使われたものだそうだ。420px-Osakato24ku_koso_02.jpgで、大阪都の話。大阪市がなくなるんですよと。大阪府が大阪都になると、大阪市や周辺は特別区に編成され、大阪市はなくなるんですよと。確かに大きな都市の場合、自治体の行政において市民の声が届きにくいことは事実で、大きな課題だが、特別区の編成とかとんでもない労力がかかる、それよりも住民の声が届きにくい現状に対し、欧米での住民協議会(決定権はないが予算の使い方などのかなりの権限をもたせるもの、らしい)などの仕組みを導入すべきだ、ということでした。もしやれば日本の地方自治のあり方として、画期的な試みになりますね。
◆それと市民運動が1990年代半ばで力を失ったと。声を上げよと。市大と府大の話も出た。統合案に対し、府大では反対する声があがっているが、むかし自分がいた市大からは声が上がらんではないか、とも。
◆前にも書いたが、どこぞの市長の話を思い出す。同じテーブルで食事をした。議会は市民の声を届ける機能を果たしていない。いらない、という話。そんな大きな市でないところは、もっと直接的に要望を集めることはでき、そういう声にもとづく行政は可能だ、という話だった。とはいえ、だからといって市長の権限が大きくなるのも危険だろう。たとえば現在の大阪市の場合、区に住民協議会を設け、そこで基本的な予算とかを議論する。そして各区長が大阪市の議会を構成し、最終的な議決を行う。現在の市会は不要、というのはどうだろうか。

プラグイン

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索