人を幸せにする人になろう

岩倉の報告書の下図

◆こないだから、少しづつ引っ越しを見越した片付けをやっている。古いクリアファイルが出てきて開くと、『岩倉』の下図だった。86e596b5.jpgトレースしたものそのものは、クラブボックスなんだろうか(ハブ池の折り込みの測量図のトレースだけは865da2ed.jpgはさまっていた)。f745661e.jpg
◆瓦の図を2枚出しているが、オレとしては、測量図の下図が感動的で、仕上がりの2倍大に原図をトレペに縮小コピーし、それを方眼紙に貼り付け、用意したものがごっそり出てきたことに感動したわけである。ちょっともったいないので、思い出深いものをスキャンした上で、ぜんぶ捨てました。それはそれですっきりした。
◆いまやイラレ。土器の図や瓦なども、昔はみな方眼紙に割り付けて製図したものだ。
◆とにかく、大学に入って、こういう図面作り、本作りの基本を教えてもらったのが五十川さんでした。大学1年生にとっては衝撃的だった。むかし、本多勝一が、大きい原図を縮小してマンガが印刷されていることを知らず、実大で書いていた、みたいなことをどこかで記していた。とにかく、『トレンチ』という会誌を作るのに、地図や遺構の図面、遺物の図面というものをどのように、割り付け、そして原図を作っていくのか、ということを一から教えてもらったわけである。割り付け用紙、というのがあるのだ。ワープロなどない時代のことである。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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