人を幸せにする人になろう

松阪市歴史民俗資料館と市民病院

◆城跡を眺めると、むこうにえらいデッカイ現代の建築物がある。そのうちの1棟は高さもあって目立つ。はっきり言って、城跡96266fc3.JPGの景観にそぐわない異質なもの。あれはいったい何だと思ったら、市民病院でした。まとまった市有地はここしかないんでしょうか。昔から現在地にあったのでしょうね。城下町の遺構との関係はよく知りませんが、たぶん記録保存なんだろうと思う。城跡の整備をしつつ、一方では病院の建て替えでゴッツイビルを建ててしまうことの違和感を感じる。
◆松阪市立歴史民俗資料館は、古い図書館を利用した資料館で、企画展もやっていた。本居宣長は目玉ではあろうが、そっちは財団法人が運営する記念館があるわけだが、松阪の歴史と文化は別に本居宣長だけではない。そうした市の歴史と文化を語るには、いまの歴史民俗資料館は十分ではない。建物そのものはいいのだが、手狭だし、使い勝手も悪いだろう。望ましいのは、この古い移築した図書館を敷地内で活かしつつ、別に資料館本体ができればいいのだろうが、なかなか土地もなく、古い資料館のままということなのだろう。その一方で、病院はごっつい。
 

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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