人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
集団的自衛権
◆こないだ、MBS報道するラジオで、安倍内閣の集団的自衛権に関する有識者会議のメンバーである大阪大学の先生、容認派と、外務省の官僚、不必要派、の2人を登場させ討論する内容の回があった。ぜんぜん話がかみ合わない様子や、中立的な立場で捌く毎日新聞の解説者(アナウンサーとは別の)と阪大の先生がケンカして終わる、という結末を含め、とても興味深く聞いた。
◆それを聞いて、いまの議論はいったいナヘンにあるのか、なにも自分はわかっていないと思った。いまは放送の中身を紹介する。阪大の先生は、まあ抑止力を言うわけです。集団的自衛権を認めることで、簡単に武力が行使できない、攻撃されなくなる、したがって実際には攻撃参加することもなくなるのだ、と。一方で外務官僚は、そういうのは日米安保で十分。簡単に日本本土が攻撃されることはありえない。いまの集団的自衛権というのは、アメリカが敵対的ということで、例えばアルカイダによるテロがあったと、でアフガンに派兵するとか、大量破壊兵器があるというのでイラクを攻撃したと、そういう作戦に日本も参加させるための議論なんだ、という主張。阪大の先生は、外務官僚の意見に対し、そんなのは、アメリカが攻撃され、それに対する自衛という性格でないから、そもそも集団的自衛権を行使して日本が参加することになるような事案でない、と。外務官僚は、しかし2007年の集団的自衛権に関する検討で(ペーパーがあるらしい)、4つの類型を上げて問題を整理しており、そのうちのひとつはイラク戦争などの場合ということが検討対象になっているんだ、と。互いに勉強せえ、とののしりあう。
◆勉強していないので、コメントの仕様もない。極論と極論のような気もするが・・・、それはわからない。ともかく一方が楽観的な先生、一方がカッカしてまくしたてるという印象で、専門家であろうご両人の、いま何を議論しているかについての理解の差の大きさに唖然とする。
◆それを聞いて、いまの議論はいったいナヘンにあるのか、なにも自分はわかっていないと思った。いまは放送の中身を紹介する。阪大の先生は、まあ抑止力を言うわけです。集団的自衛権を認めることで、簡単に武力が行使できない、攻撃されなくなる、したがって実際には攻撃参加することもなくなるのだ、と。一方で外務官僚は、そういうのは日米安保で十分。簡単に日本本土が攻撃されることはありえない。いまの集団的自衛権というのは、アメリカが敵対的ということで、例えばアルカイダによるテロがあったと、でアフガンに派兵するとか、大量破壊兵器があるというのでイラクを攻撃したと、そういう作戦に日本も参加させるための議論なんだ、という主張。阪大の先生は、外務官僚の意見に対し、そんなのは、アメリカが攻撃され、それに対する自衛という性格でないから、そもそも集団的自衛権を行使して日本が参加することになるような事案でない、と。外務官僚は、しかし2007年の集団的自衛権に関する検討で(ペーパーがあるらしい)、4つの類型を上げて問題を整理しており、そのうちのひとつはイラク戦争などの場合ということが検討対象になっているんだ、と。互いに勉強せえ、とののしりあう。
◆勉強していないので、コメントの仕様もない。極論と極論のような気もするが・・・、それはわからない。ともかく一方が楽観的な先生、一方がカッカしてまくしたてるという印象で、専門家であろうご両人の、いま何を議論しているかについての理解の差の大きさに唖然とする。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。