人を幸せにする人になろう

鳥取(3)懇親会

◆東郷池の脇にある国民宿舎水明荘が宿泊場所(前に家族旅行で山陰を山口までまわった時に立ち 寄ったことを思い出す)。18時に入り17時から懇親会。参加者約20名。
隣の人は境港 市の職員なのだが、関西外大のSさんと同級生でしたと。向かいの人は、あんた大阪市大でっか、と。で、聞いてみると、大阪市大昭和31年入学、35年卒業 で、難波宮の発掘に参加していたという。1956年で18歳ということは、1938年生まれだから昭和13年。もうちょっとお年を召しているように見えた が。山根徳太郎とか直木孝次郎とか藤原光輝さんの話で盛り上がる。
◆後半は、
東京の邪馬台国の会(安本氏の会)など、いろんな会の方と名刺交換。本も3冊もらった。邪馬台国って日本人を引きつけるのですね。全国組織の特別顧問になれという話が事前に来ていたが、断っていた。が、懇親会の席でじゃあやりますと返事。いろんな仕事をしてきた人が、古代史に興味をもち、集まり団体をつくり、勉強し、集会を企画し、自ら本も出す、そういうパワーはすごいものだ。
◆1冊読んでみると、寺澤さんが大和は大したことないと言っている、そこを鵜呑みにしないでほしいものだが、まあそんな調子。当日の発表の冒頭にも、弥生後期の畿内のことを、みんな馬鹿にしている、過小評価しすぎ、とアピールした通り。影響力ある人の発言が世間でまかり通るというではあるが、近畿地方で弥生後期をやっている人がそれに対抗するビジョンを打ち出せていない方が問題なんだろう。
◆とはいえ、みなさん、まじめに取り組んで勉強している。学問的にはちゃう!と高いところにいて距離を置く、というのはどうなのかと思い直した。関わらないというのでなく、求められれば喜んで、という姿勢でいこうか(でもYさんとは関わりたくないですね)。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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