人を幸せにする人になろう

鳥取(6)馬の山4号墳

◆行きたかった4号墳にはじめて行く。感激である。約100の前方後円墳。後円部側から登り、 前方部へと下る。写真(上左)は昔の写真で、側面がきれいに眺められる姿であるが、いまは果樹園としても畑としても放 棄され、まあ草ボウボウで、なんの手入れもされていない。上右が展望台から撮影した4号墳の位置する丘陵先端側。日本海に面している。橋津の港の原型は、古墳時代にもあったんでようか。
◆前方部が削られているのは、幕末の台場のためなんですって。とくに前方部前面は削り込まれて急傾斜となっている。メスリ山型ではないかと考えているが、そんな古くないのでしょうか。立地からすると、陵山がふさわしいのかもしれません。そういえば、メスリと陵山の墳形はほとんどよく似ているので、判定 は難しい?。埴輪は?。改めて考えてみましょう。
◆前方部の斜面にはけっこう板石が散在している。それと削れているとこ ろを見ると、黒ボクの地山の上に赤い盛土をしている。埴輪がけっこう転がっているだろうと踏んで、前方部前面の斜面を見上げると、大きい破片が3つほど目に付いた。下右が、前方部頂から後円部を見たところだが、なにがなんだかわかりませんね。下左が、前方部全面の崖面。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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