人を幸せにする人になろう

ちょっと笑ってしまった

◆おわかりかと思いますが、韓流ドラマ、広開土太王を見続けています。ついに400年、高句 麗軍5 万で、新羅の金城を囲む倭軍をたたき、そのまま金官国に進撃したという時点に到達しました。
◆倭の将軍がいかにもという描かれ方をするのは仕方ない。まず慶州が出てきませんでした。それと伽耶も描かれなかった。慶州付近のあたりで倭は敗れ、船で逃げ帰ったことになっている。しかも、高句麗王は軍をふたつに分け、一方を倭に行かせ、自分はソウルを占拠しそのあと倭に向かったとする。日本列島に高句麗軍が侵攻したというストーリー。そして、倭国王は認めない。解説で、その頃の倭は200くらいの小国に分立していたとする。いちおう、倭のトップが出てくるのだが、「首長」という表現にしてある。百済王アシン、新羅王奈勿はいても、倭王はいないわけだ。
◆笑えるのは、倭の本拠地らしい遠景描写で、むこうに富士山らしいものを置いていること。このシーンがまず出てきた。そしてその次に、高句麗王が倭に入っていくところ、倭の本拠に近世城郭(姫路城?)が建っている(画像)。これ、いちばん笑えました。解説の最後には、半島を西から南に回り、百済まで進撃し、そのあと、島根県あたりにのびる矢印が図示されていた。
◆太王四神紀のフィクションとは異なり、基本は史実を踏まえた作りにはなっているが、日本にかかわるところはそうはいかないことも理解できる。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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