人を幸せにする人になろう

上野千鶴子

◆朝日新聞土曜版で、読者からの質問に上野が答える。「一人で生きてゆけ」と。男はいてもいなくても、どちらでもいいと。闘士上野はそれでいいが、それで世の中の女性に支持されるだろうか。
◆既に女性は強くなっていると思う。社会的不公平が是正されていないにしても。精神的に自立し、その上でパートナーもいる、という層は増えていると思う。男の方が女に依存している体質が残っている。
◆生涯独身という女性がいてもいい。でも、多くの女性は、1人でいるという戦い方でなく、パートナーとの暮らしのなかで、いかに対等で公平な関係を作り上げるか、という舞台で頑張っているのではないかな。上野のようなアジテーターがいてもいい、一方で、そうした実際の社会の中で、また結婚生活の中で、「こう生きなさい」と戦い方を示すオピニオンリーダーがいてもいいのに。いるんだろうけど。
◆上野千鶴子という名の売れた学者、東大にいること自体がなにか気になる。
◆まあよい。上野の著作など読んだこともないから、論評はやめておこう。上野だって、パートナーがいたっていいのにと思うが、「男と女が一緒に暮らすことも社会的に作られたものだ」と言うのかもしれない。社会学のエライ先生に理屈を言われると、なかなか反論できないが、「だって人間も生物であって、そのように作られているのだが」と声小さくつぶやくほかはない。生物を越えるのが人間と考えているのかもしれないが、自分はフツーの生物でよい。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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