人を幸せにする人になろう

久津川車塚8月12日(水)

◆自分、原田、土井、佐藤、大澤・園原・土井・吉村・土谷、阿部、木下(new)、伊藤 (new)、城陽市担当者 泊9人
◆東南区の仕上げ。(1)埴輪列の検出は、おっと、ダンチが出た~。ほぼ真ん中あたり。もう少し寄った位置で来るかと、したがって掩体壕の下かと思っていたが、出てくれた。しかも上は削られ気味で、残存部の高さが減じているとのことだが、ちゃんと残っていてくれた。
◆(2)前方部斜面かと思われる段差部。なかなか上がカリカリに乾き、きっちり出していくのは骨だが、ここが勝負である。昨日まであった小礫はだましの赤土に乗っており、すっかり削除。昨日来精査を続けているが、あと一歩である。根石がほしいと言ってはいるが、そもそも葺石転落石がほとんどおりません。層位的にいえば、洪水層前に既に抜かれているとみなければならない。 
◆造り出し上面検出、みな悩みながら、赤くない、黄色い、マーブルと言いながら、行きつ戻りつ、それでもヤラレ溝の際までほぼ検出が終わってきた。もう一息。
◆本日、大型重機の最終日。西区の深掘りにかかる(全体写真の右端に写っています)。午前で掘り上がれば、今日も午後は調査区成形をと考えていたが、既存の排土の移動もあり、午後いっぱいまでかかる。。途中で、わずかに濠内堆積土が顔を出すが急傾斜の印象。それと、な んとか西端で、わずかに濠内堆積土が顔を出し、その堆積状況からするとフラットに見え、濠底をとらえており。造り出し西裾部は調査区内で検出できそうである。南北の谷部と異なり、オープンな濠に面しているため、多くの転落石が裾に溜まっている様子はない。ほぼ一発勝負で葺石残存面が出てきそうである。

プラグイン

カレンダー

08 2024/09 10
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13
16 17 18 19 20
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索