人を幸せにする人になろう

久津川車塚8月13日(木)

◆自分、(道上)、原田、園原・大澤・土井・吉村・土谷、阿部、伊藤、木下、城陽市担当者 泊9人
◆前日、けっこうな雨。薄曇りで、この日中も雨が落ちてきそう。現場に向かおうとすると雨が降ってきたので、現地説明会にむけての埴輪のピックアップをする。そのあと造り出し上面東南区のシートの水排出(バケツリレー)、シートはがし。濡れたシートをまくっていたのでドロドロです。
◆引き続き上面精査。最も黄色土が残存していた西北部もかなり下がってきた。前方部の高まりについては、いろいろ悩みつつ、確実な赤を出し、削平面、斜面、造り出し上面と、メリハリがつくよう注意しながら何人かで挑む。北端部ではヤラレもあり、さらにバチで削りつつ確実な面を出していく。真ん中がやや東に入るも、南北でライ ンがおおむね出てきており、ほぼ埴輪列とも平行し、前方部残丘でいいのではないかと思う。洪水前の景観は想像できないが、幅20m出10m程度の造り出し土壇が濠に飛び出し、埴輪も黄色土がかぶることから頭を出していたものもあったはず。前方部下段テラスとの間には小斜面があったはずだが、葺石はすべてはずされてしまったようである。そこに洪水がかぶる。
◆前方部残丘の精査もあとひといき。上面もあとひといき。午後、雨が近づいているとのこと、また予想通り14時にパラパラきたので、今日はここまでとする。ゆっくり休んでくれ。今日明日、お盆で作業員さんもいない。明日は、午前のどこかで造り出し東南区は完了するだろう。西区の深掘り部の調査区成形をやってもいいのだが、かなりの水が溜まっている。発電機をかけてポンプをつっこんでもいいのだが、月曜日にまわし、完了次第、造り出し北辺のくびれ部にとりかかるとしよう(造り出し南辺の葺石を追いかける仕事もある―2人)。
◆同じ場所なので作業場所は省略。排土山からみた全景を示しておく。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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