人を幸せにする人になろう

久津川車塚8月17日(月曜日)

◆自分、長友、道上、佐藤、吉村・土谷、木下、城陽市担当者 泊5人 天気は不安定 
◆10:50に雨、11:10再開。午後、16:10頃で雨のため撤収する。雨に洗われて西辺埴輪列の新規2本がよく見えてきた。それとまだ手の着いていない箇所で、土師器片が覗いているポイントを確認。
◆くびれ部の水かえをして全員、東北区に入る。墳丘側の東から西に削っていく者、造り出し上面の南側から北へ削っていく者、くびれ部の谷間の黄色粘質土を削る者に分かれて開始。黄色粘質土はがんがん内側から下げていく。くびれ部谷間および造り出し北斜面とも、抜けもあるが、かなり上から葺石が残存している。
◆上面はほぼ仕上がり(赤部分)、上部の石際の処理を進めるが、石の目地出しはまだしばらくかかる。一方、くびれ部谷間は、1m弱は下がり、造り出し北斜面の葺石がず~と検出されてい く。本日の終わり頃には、調査区の範囲の最下部まで、石のツラが見えてきた。もう1日あれば仕上がる。よく見ると、大きめの石を積んだ縦の列石が明確なもの1列、そうかと思われるもの1列がある。くびれ部の谷筋は、いまのところ不明確。葺石上端部ではV字にえぐれず、造り出し直交方向に石がならぶ。これが生きており、調査区外で後円丘に沿うよう屈曲するのかもしれない。接合部の処理がどうなっているかという問題。
◆途中で、人が入りきれなくなったので、土谷君と造り出し南辺に移動し、深掘り部との間にできていた幅のある畔状に残ってしまっていた黄色粘質土のベルトを撤去する(下)。おおむね土を削ぎ、造り出し南斜面に近くなったところで、ジョレンで墳丘面を削る。葺石の続きと思われる石材の上端ものぞく。そこから木下にバトンタッチして、2人で葺石の続きの検出を任せる。16時過ぎの雨で、本日の最後、どこまでいったかは未確認。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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