人を幸せにする人になろう

久津川車塚8月7日(金)

◆自分、長友、道上、原田、土井、山口・佐藤、大澤、城陽市担当者。暑いです。
◆(1)人数いるので、全員造出の東南区に投入。前日まで旧調査区側の南から北向きに進めてい たが、この時点で、墳丘側の東から西へ、調査区南北幅いっぱいに配置 し、造出上面を検出していく。黄色粘質土がそこそこの厚みあり、削りながら遺構面をさぐっていく。東端では混礫赤色土の地山があり、西へと黄色粘質土がかぶり、フラットにすると、ある程度直線的に黄色が落ちており、もしかすると、前方部小斜面のわずかな立ち上がり痕跡かもしれない。埴輪は新規で10個くらいまで。北半部はまだまだです。玉3の時のテントをかけながらやる。がテントは白がよかったのでしょう。趣味で緑にしましたが、色がやや見にくい。8月6日など、曇っているときは手元が暗くもあり、撤去して曇天で見る方が見やすい。そこは臨機応変に。
◆(2)人間が掘っていたのは1箇所だけであったが、造出東北部では作業員さんによる調査区の壁整形をこの日も進める。黄色粘質土がべったりと見える。(1)の造出上面がおおむね決着すれば、人を入れ上面を削れば、後円部残丘そこにとりつく造出北辺のプランは簡単に出てくる。次は黄色粘質土を下げれば、葺石がすぐに出てきそうである(すでに遊離した石が頭を出す)。
◆(3)造出西北区の機械掘削に入る。すぐに前年度検出していた造出西辺埴輪列の続きの、高く残る埴輪のトップが引っかかる。次いで、機械掘削が北へ進んでいくと、竹の根を起こしたところ、根が抱え込んだ埴輪が1個体?上がってくる。周囲を見ると、樹立状態の埴輪のトップが見える1個体もある。そして、造出北辺の落ちの続きが見えてきた。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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