人を幸せにする人になろう

久津川車塚8月4日(火)

◆自分、道上・山口・原田・園原・大澤、城陽市担当者。朝から立命の3人来る。もちろん灼熱地獄。
◆いま開いているなかでできる、造り出し南の谷筋斜面の掘り下げにかかる。黄色土をバチで削る。3回生が削り、Dが排土する。葺石がすぐに出てきて下部に続く。谷線に沿って造出上面から30㎝もないあたりから。ただし、最上部はややずっている状態かと思われるが、ちゃんと積み上がっている。前方部側面と造出南面の2面の斜面が下がっていき、調査区は狭くなる。
◆一方、機械掘削は、墳丘にもっとも近い東拡張区をやっている。旧調査区の埴輪や礫の位置のやや上の位置まで削る。しかし、墓坑寄りの西側では黄色粘質土が厚いので、さらに下げてもらう。やはり攪乱が東側にも広がり、中央部はくぼんでいるようである。掩体壕にともなうかと思われる、前回も出ている溝が入り込んでいる。墓坑の東辺はこの溝でかなり壊されていると推測される。
◆写真中央部の土嚢が造り出しの方形埴輪の屈曲部。その向こうが今回新たに掘るところで機械で下げたところ。手前が造りだしの南側隅部に当たる位置で、掘り進んでいる。石が見えてきている。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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