人を幸せにする人になろう

久津川車塚9月2日(水曜日)

◆自分、長友、道上、大澤・吉村・木下・安藤 、城陽市担当者
◆引き続き造り出し上面西北区を続ける。土器片がぱらぱらと散っており、フラッグを立てていく と、かなりの数に上る。取り上げのため、調査区脇に杭を打ちマシンを立てる。1日の調査終了時点において土器片を取り上げていくことにしよう(拡大写真も挙げておく)。最初の段階で高杯脚部を取り上げたところは、周辺にも土器片が散っており図化してもらう。
◆自分は埴輪列隅部をやっているが、けっこうガタガタにやられていて、まだ掘り切れない!。まんなかあたりでは、かなり密に礫敷が出ている。北半部は南半のように窪んでおらず、全般的には残りがいいのかもしれない。まあしかし、埴輪まわりの仕上げ、埴輪が抜けているところの抜き穴の掘り上げ、それに接する造り出し上面の精査検出と、埴輪列の遺存状況については勝負はついたが、手間がいくらでもかかる。鰹が1匹。(ちなみに南区の話ですが、取り上げていた埴輪編 のなかに水鳥のくちばしを見つけ、計3点になっている。)
◆大学院入試のため11:30で引き上げる。
◆明日、天気がよいようなら、南区の葺石の仕上げに戻るかな。
本日はお疲れ様でした。
◆以下、ミッチー報告。(1Q)上面の精査。新杭の打設。x:-908.030/y:-255.628/z:  30.490(BS:T2)⇒T3と命名。(2Q)上面の精査続き。鰹木がまとまって2本見つかかり家形埴輪がかたまっている可能性あり。高坏周辺の実測(長友)。(3Q)上面の精査(長友、吉村、安藤)。高坏出土地点から南に約1.5mの地点で小型丸底壺を検出、原位置の可能性あり。土師器片の取り上げ(道上・大澤・木下)(通し番号を付けつつ取り上げ。大きいものは残す)。(4Q)土師器取り上げ継続。終了後、上面精査に戻る。小型丸底壺の実測(長友)。明日は天理大学によるレーダー探査、四條畷市資料館の見学予定。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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