人を幸せにする人になろう

事業仕分、大学の反応

◆大学だってそう。「研究力と学術の未来を憂う」だそうだが、だけど、学生の能力がそもそも落ちている。そっちの方が重要な問題ではないの。
◆若手研究者の育成か。でも、別の記事で、DCは4人に1人で、PDは10人に1人。いまの院生、できるヤツはめぐまれていると思うよ。むろん条件が違う。われわれの時は、景気よく埋文業界での就職はあった。でも、自分の将来に不安があることは、今の院生とかわりないと思うが(これは本音)。いまの若い奴を見ていて、特別研究員で給料をもらえるなんて、うらやましいと思うけどね。
◆若手研究者の育成、それは文科省が、大学院の充足率で大学を評価するってのがあるから、院生を増やそうとする、それを維持する経済的支援が必要となる、そういう構図かな。わたしはまあめぐまれていたので何ともいえないが、むかしは非常勤講師をしながら30・40になっても研究を続けて、ようやっと、という人は多かった。いまでもわれわれの世代にはいる。いまの若手研究者の優遇措置というのは、年齢制限があるので、そうした人は救われない。少なくとも、すぐれた研究をやっている者については、年齢ではなく、職につけていないという条件で、同じように救済して欲しいと願う。
◆そう考えると私学の方が健全かもしれない。基本的に授業料収入でまかなう、それでまわっていくというのがよいかも。運営交付金で一喜一憂するのでなく経営的に成り立っていく、というのがいいのかも。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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