人を幸せにする人になろう

土師ニサンザイを見てきました

◆本日は宮内庁の護岸工事をみせてもらう見学会でした。今年が最終年度で、足を引きずりつつ一周しました。
◆堺市による民地部分 の調査も最終年度となり、後円部南側と、後円部背後で検出された橋遺構の堤側の、2箇所を設定して実施中で、あわせて見せていただくことになっておりました。堺市の現場は既に前に見せてもらっていました。かつて墳丘側で7列6間分の柱坑が出ていたものが、堤側でも出るのかどうか、主軸直交方向に長い調査区を設定し、見事に7つの柱坑が検出され、前日の28日に新聞報道もありました。今日は雨で、堺市の現場は閉じており、シートがかけられた状態でしたが、調査事務所の方に来ていただき、説明をいただきました。
◆この柱坑、7列で6間分あるが、柱間が異なっているので、3間分と2間分の2つになるのではないかと思っている。で、おそらく初葬時のもの。こんなん、一度水を入れて、それを再度抜いて、ぐちゃぐちゃの状態で濠底で坑が掘れるか、と思う。追葬時じゃないという意味です。報道提供にむけて、もうちょっと考えたが、あまり確かなこともいえず、基本は上記の認識くらい。本日の写真を挙げておきます。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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