人を幸せにする人になろう

朝日の孤族の国の記事

◆12月26日から始まって、孤独死の現実をいろいろ見せつけられ、ショックでした。車のなかで死んでいて、3ヶ月、発見されなかった話とか、そんなばっかり。「あんた、家族を大切にし~fb286eb4.JPGや」、とはカミさんの弁。1人になった男の老年は暗い。
◆戦後のベビーブーム、いわゆる団塊の世代、そして団塊ジュニアというピーク、こうしたいびつな突出は変えられないし、全体に出生率が落ちていくこともまた必然。高齢者が激増していくことも仕方ない。だが、いまの若い人たち、それから同世代の者、やや上の団塊世代、それぞれ孤独をいかに少なくするか、それは何らかの手を打たねばならないだろう。人口バランスが悪かろうと、医療費・年金問題があろうと、それは構造的な必然であるわけだが、だからこそ弱い1人1人を孤立させない、相互に寄り添える社会をいかに実現するか、結婚という形に限らず様々なコミュニティー、なにがしかの集団に帰属して生きることのできる社会、そういうものを知恵を出して創り出さなければならないだろう。
【追記:その後、反響が大きかったようで、そのまとめの見開き記事が出る。男は「めんどうを見て貰おう」って甘えている、というのはその通りか。1人で生きていけるのが大事、というのはわかる。少なくとも、「めんどうを見て貰えるような関係」を構築しておかなければならんだろう。どこでのたれ死にするかもしれない、という覚悟をしておくのが大事とも。また第2部というのか、続きが始まった。】

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雲楽
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男性
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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