人を幸せにする人になろう

考古学研究最新号

◆考古学研究の最新号が来て、古墳時代の階層性についての大会報告の原稿があり、注でオレの墳丘規模論に言及があり、統一的なものはない、みたいなことが書いてある。ほんとうですか。
◆別に異論があってもいいし、反対されてもいい。が、墳丘と副葬品の両面から階層性を考えていくとき、墳丘規模については、やはりもうちょっと注意が払われて良いのでは。70mの前方後円墳があると、それ、なんで70mなんか、テキトーなのか?。
◆いろいろレベルはあるわな。まず5歩約7m刻み(5mなんて言ってません)の墳丘長の設定そのものがあるとみるのか(沼澤さんも筋道は違うが結論は一緒)、怪しいと考えているのか。次に、それがあると認めた上で、それが厳格にまた広範におよぶ制度として機能しているとみるのか、当てはまるのは限られたもので、ハズレも多く適用範囲は限定的だ、というのか。そのあたりの私見に対する見解が明瞭ではないのだ。どうよ、ちゃんと論評してよ。
◆言うまでもなく、自分はアルという立場だ。で、それは王権側としてはそういうランキング設定を導入してるんだろう。ただし、それがどこまで貫徹されているかは、もうすこしキメ細かく検証しないといかんだろう、ということを言っているつもり(予想としては前期でも案外広いのでは?)。
【追記】改めて注の文章を確認したが、やっぱりようわからん。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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