人を幸せにする人になろう

2015年3月3日、ひなまつり、車塚

◆10時から15:30まで第1回卒論演習、そのあと、近現代史の博論の構想発表。これで18時。19:40分の伊丹発で宮崎に。間に、もうひとつ「事件」が起こるが、まあやめておこう。
◆何時だったか、ミッチーから「出た」とのメール。よっしゃ、これで拡張区はほぼ解決。
◆いま4日の2時前になっているが、ホテルのロビーでヤフーのメールを処理していたが、途中、ミッチーからの3日の報告が入る。それが1時すぎ。いや~、全体を仕切ってもらい、日誌も書いてもらい、この時間になりながらメールで報告をくれる。大変だろうが、ドクターに上がる自分のポジションを理解し、ちゃんとこなしてくれている姿に、感激である。それに応えて、こっちも対応すべし。

以下、ミッチー報告
 引き続き東拡張区の調査。(1)南側斜面は、黄色粘質土を除去し、Z2付近で下段斜面と造り 出しの接点に当たる角に至る。斜面にはやはり石がごろごろ。(2)上面の精査。埴輪列を出す作業。結論として、南側東西列はかなりの密度で存在する。東側南北列に当たる埴輪を確認。これで東西列から南北列への屈曲が判明。上面には拳大の石が転がるほか、形象埴輪の破片が円筒埴輪ラインの内側に多く見られた。

◆このブログも、認識や調査手順の伝達手段となっている。明日、埴輪周りが決着し、ほぼ遺構面まで掘り上がれば、埴輪・礫の清掃はあとまわしでよい。北区の埴輪列北行き、および撹乱坑に向かうべし。撹乱坑について、東西方向の幅20センチくらいの畦を念のため設定し、洪水層と撹乱底面の関係(間層があるかないかなど)を記録してもいいのでは。ほぼ底面すべてに洪水層が入るなら、意味は希薄で、すぐ取っ払えばいいが、撹乱坑と洪水の時間差がどのくらいなのか、間層が入るかどうかが気になっている。いまの時点ではなさそうで、撹乱坑と洪水は近接しているように思えるのだが。まあ、考えてみてください。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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