人を幸せにする人になろう

2016年10月30日KR研(久津川車塚古墳研究会)

◆夏季の現場のあと、この月イチ研究会を再開する。本報告はかなり先だが、遺構のトレー ス・記述は、その年度のなかでストックしていく大方針で(2015も追いつく!)、今年度から概報もあり、そうした報告作業の進捗、記録類や遺物の整理作業の進捗を確認しつつ、研究会を続けている。
◆前期はこれまでの久津川古墳群また車塚にかかわる過去の調査成果などを共有しあってきたが、後期は2015・2016報告にむけて、原稿担当者がそれぞれ報告していくことになりそう。城陽市の担当者お2人を含め、毎回、院生・学生が集まっている。
◆研究会は、立命館のNさんが主導し、勉強会メニューや整理作業の仕切りもしてくれている。これにうちの道上氏がサポートに付く。
◆今回は、2016のトレース分担決め、2016の葺石の検討、埋葬施設の検討、2017調査区の意見交換などを行った。プラスこないだの木津でしゃべったことの概略を短くしゃべる。立命卒論組も提出したあと1月から2015に取り組んでくれ、2016主力の3回生のメンバーもそれぞれ役割をもち、2016をまとめてくれることが、スケジュールともども確認された。城陽市側と相談しながら、こうした基本方針を立てたことが、今日の最大の収穫である。こうした打ち合わせ、研究会の発表も、いや~、ちゃんとしてる。なかなかいい感じです。うちの院生・学生も、一緒に掘った仲間とともに成長してほしいものである。
◆少し時間が足りず、線路東側の残りの測量のことと(市大側で日程は決めている)、2015の遺物整理の話ができなかった。後者は日程調整が必要。なお、概報のイメージを作る宿題がまわってきた(11月研究会までに)。それと本報告の本文書きに先立ち、トレースも80%くらいできあがってきているので、挿図の図割りをしないといけない。そういう面でも、月1回の研究会という機会は重要である。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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