人を幸せにする人になろう

7月28日長岡京市恵解山古墳史跡整備、最後の委員会

◆表記の通り。何年からのおつきあいになるのかな。途中からだが、それでもけっこう長かった。 かなり徹底して調査し、確かな復元案を得て、またそれをどう整備するかについても十分議論し、いろんな意味で、根拠をもって説明できる確かな整備ができた。こうした大事業をやり通した関係者の方々に経緯を表したい。乙訓は、いろんな遺跡がいっぱいあって、遺跡見学者も多いだろう。そのなかに、こうした中期の乙訓最大の前方後円墳が復元されたことは、長岡京市にとどまらない乙訓の財産となる。学問的にいえば、大仙型ともみてきたが、調査の結果、上石津ミサンザイ型で、やはり中期前半の大型古墳は、ミサンザイ型ないし誉田御廟山型が圧倒していることを認識させられる。あとクリアできないのは芭蕉塚なのだが。
◆そして、最後に、前に全史協近畿地区研修会でしゃべったことも話をした。いかに活用するか、という課題です。それぞれの地域の特性のなかで智恵を出さないといけないが、乙訓くらいの範囲で、史跡を活かしていくNPOなんかが立ち上げられればいちばんいいんだろうと思う。草引きなんかも、市民参加で毎年の恒例行事にすればいいと思っている。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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