人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
鳥取(2)邪馬台国サミット本番
◆迎えの車で湯梨浜町のハワイホールにむかう。既に高島忠平氏は到着していて、昼飯をかき込
んだあと話をする。
◆本番は、高島さん、オレ、邪馬台国山陰説のT氏が、それぞれ40分しゃべり、1時間程度議論する。オレはほぼ40分で終わったが、だいぶハショった。ラストの2枚も省略。会場は300人は優に入るホールのようだが、200名ちょっとと少し 寂しい。文化の日前後のこの連休、どこでも行事があり、日が悪かったとのこと。邪馬台国の連絡協議会みたいな全国組織を作ろうとしているらしく、東京や九州や、いろんなところの会の代表みたいな人たちも集まっているようだ。
◆高島さんは(39年組)、オレが奈文研の後輩でもあるからか、親しく話をしていただ
いた。邪馬 台国九州説の旗頭。河内の庄内式土器を実測していた話や、だから安国寺遺跡で最初に庄内式土器を指摘したとか、むろん佐賀のことなど、バックグラウンドはかなりのもので、いろいろ勉強になる。とても愉快な方で楽しかった。佐賀城の会議(天守台を掘っているらしい)が3日にあるため、懇親会には出ず、17時代の特急で佐賀に戻っていかれた。
◆わたしの発表、けっこうパフォーマンスが受けたみたいです。吉本の芸人かも言われる(こっちはビルゲイツのつもり)。演台でしゃべるのでなく、舞台に出ていき、マイクと、ポンター兼スライド送りのリモコンをもって、てぶりなどを加えながらやる。ここ数年のスタイル。
◆本番は、高島さん、オレ、邪馬台国山陰説のT氏が、それぞれ40分しゃべり、1時間程度議論する。オレはほぼ40分で終わったが、だいぶハショった。ラストの2枚も省略。会場は300人は優に入るホールのようだが、200名ちょっとと少し 寂しい。文化の日前後のこの連休、どこでも行事があり、日が悪かったとのこと。邪馬台国の連絡協議会みたいな全国組織を作ろうとしているらしく、東京や九州や、いろんなところの会の代表みたいな人たちも集まっているようだ。
◆高島さんは(39年組)、オレが奈文研の後輩でもあるからか、親しく話をしていただ
◆わたしの発表、けっこうパフォーマンスが受けたみたいです。吉本の芸人かも言われる(こっちはビルゲイツのつもり)。演台でしゃべるのでなく、舞台に出ていき、マイクと、ポンター兼スライド送りのリモコンをもって、てぶりなどを加えながらやる。ここ数年のスタイル。
鳥取(1)11月2日邪馬台国サミットにむかう
◆O大のM氏、T大のH氏も講師に立ち、お鉢がまわってきたらしい。事前に資料を出し、1日はパ
ワポを作っていた。11月2日、9時24分だったか、スーパーはくとで倉吉 に向かう。
◆自分よりやや上だがほとんど同世代のグループと乗り合わせた。話を聞いていると、大阪教育大学の同級生で、多くが教員で、毎年1回、温泉巡りをしているようだ。大阪から乗り込み、三宮とか姫路とかで1人また1人合流し、既にビール三昧で声大きくしゃべり続けている。楽しいんでしょうね。鳥取で降りていった。
◆途中、パワポを直していたが、それも終わり、外を眺める。佐用の洪水被害のあとの河川改修が進んでいる。智頭、郡家、鳥取。川が北向きに流れるようになる。とてもきれいな水で、また今日は晴れ渡って、すこぶる天気がよい。倉吉着は12:31。
◆自分よりやや上だがほとんど同世代のグループと乗り合わせた。話を聞いていると、大阪教育大学の同級生で、多くが教員で、毎年1回、温泉巡りをしているようだ。大阪から乗り込み、三宮とか姫路とかで1人また1人合流し、既にビール三昧で声大きくしゃべり続けている。楽しいんでしょうね。鳥取で降りていった。
◆途中、パワポを直していたが、それも終わり、外を眺める。佐用の洪水被害のあとの河川改修が進んでいる。智頭、郡家、鳥取。川が北向きに流れるようになる。とてもきれいな水で、また今日は晴れ渡って、すこぶる天気がよい。倉吉着は12:31。
ロンドン・ケンブリッジ(4)シベリア
◆山地なのだが、樹木がなく森林とはいえず、はげ山風の表情。草地といったところか。
ほぼ人の手が入っていないような自然そのままの風景。そういうもののな
かに、傾斜に直交する直線的縞模様と、傾斜に平行するような同心円的縞模様のあるものがあり、なんでこういう縞模様になるのかわからないが、面白かった。これはそこそこ傾斜のある山地の場合。
◆それが高低差のない平原的なところでは、川はとにかく蛇行し、またそちこちに窪みに水の
たまった湖が無数にある。これ、最大の印象やった。水たまりになって、水が抜けないんだと。
◆河床沿いの緑地、緑地のすこしのびる谷、あとはハゲ山。寝て起きる15:30(日本時間、あと
6時間24分)。
◆まあとにかく、行きは日中のこともあって、ず~と外を見ていた。
【追記】直上のようなメモは残るが、帰国直後だと、画像を見て、ここのことと思い出せたであろうが、もはや忘却。
ほぼ人の手が入っていないような自然そのままの風景。そういうもののな
◆それが高低差のない平原的なところでは、川はとにかく蛇行し、またそちこちに窪みに水の
たまった湖が無数にある。これ、最大の印象やった。水たまりになって、水が抜けないんだと。
◆河床沿いの緑地、緑地のすこしのびる谷、あとはハゲ山。寝て起きる15:30(日本時間、あと
【追記】直上のようなメモは残るが、帰国直後だと、画像を見て、ここのことと思い出せたであろうが、もはや忘却。
文化庁・宮内庁への要望書
◆10月1日付けで、陵墓の保護対策についての要望書を、関係15学協会から、文化庁と宮内庁に対して提出した。『ヒストリア』でも10月号で全文を掲げたが、原稿の一部遅れから、刊行は11月中頃にずれこみそうである。大阪歴史学会のHPでも、すぐ公開されるはずである。文化庁宛のものを掲出する。
2013年10月1日
文化庁長官
青柳 正規 様
陵墓関係15学・協会
幹事団体 日本考古学協会
大阪歴史学会/京都民科歴史部会/考古学研究会/古代学協会/古代学研究会/史学会/地方史研究協議会/奈良歴史研究会/日本史研究会/日本歴史学協会/歴史学研究会/文化財保存全国協議会/歴史科学協議会/歴史教育者協議会
陵墓古墳の保護対策強化についての要望書
私たちは、宮内庁のご理解をいただき、1979年以来、陵墓古墳(参考地含む)の保全整備工事にともなう事前調査を見学し、また2008年からはこれとは別に陵墓地の立入り観察を行ってまいりました。近年の見学を通して、陵墓古墳の予想以上の損壊状況を目の当たりにし、改めて陵墓古墳保全の難しさを実感しております。
宮内庁において計画的・継続的な保全整備工事が実施されておりますが、少なからぬ陵墓古墳において周濠の滞水や巨木の繁茂による損壊が進んでおります。また現状において、同じ古墳にもかかわらず、宮内庁管理地とその外側に区分されているものが多く、周濠・周堤が破壊されたり、宅地化が進む状況も続いています。このまま事態が悪化すれば、貴重な陵墓古墳を良好な姿で維持し未来へ継承していくことが危ぶまれます。
こうした現状は、国民共有の文化財の保護にあたる貴庁にとっても、陵墓を管理する宮内庁にとっても、陵墓古墳を文化財保護法の理念をふまえて国民共有の歴史遺産として未来に伝えていくことを願う私たちにとっても、きわめて憂慮すべき事態ではないでしょうか。こうした状況に対処するためには、土地所有や管理区域の枠を越えて陵墓古墳全体の保護を図るべきであり、宮内庁や地元自治体と一層の連携を進め、国をあげてこの問題に対応する合意形成と体制づくりが不可欠と考えます。私たちも学術面からの支援や協力をいたします。
いま百舌鳥・古市古墳群では、世界遺産推薦にむけての準備が進められ、地元自治体が遺跡の範囲確認調査を継続し、関係機関により保存管理計画策定の協議が行われています。世界遺産の準備が進むこの機運において、貴庁におかれましては、省庁の垣根を越えて、陵墓古墳の保護に積極的に取り組んでいただくことを強く願うものであります。
以上の認識をふまえて、次の2点を要望いたします。
1.宮内庁・地元自治体と密接に連携し、史跡指定等の適切な方法を駆使して、陵墓古墳 の一体的かつ実効ある保護策を、国をあげて早急に講じられること。
2.陵墓古墳の保護に対する国民の理解と支援を得るためにも、陵墓古墳にかかわる関係 機関の調査や公開・活用に対する支援を進められること。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。