人を幸せにする人になろう

つづき

◆報告書というスタイルがいつまでも続かないにせよ、現時点では、一定程度の調査は(むろん原因者負担で印本費をもらっているものは当然だが)報告書を作っていく必要がある。そして小規模なものでは、独立した1冊を作らずとも、年報を出していくべきでしょうね。発掘調査のみならず文化財保護部局としての各種の調査や事業をきちんと記録していく。年度で区切るのが適当だろうし、その場合、発掘調査であれば3月までやっていたとすると、新年度予算でいいではないか。とにかく、調査の公式な概要をちゃんとまとめてほしい。それプラス、普及用にいろんなリーフレットを出していくのは、効果があるならやればいい。ただ、あくまでも公式の年報が正式だ。そして、PDFでダウンロードできるようにすべきでしょうね。
◆自分のことを棚に上げています。研究費といえども公費だし、緊急調査とかでない発掘や測量調査についても、世間に公表する責務を負っていると考えなくてはいけない。最低のことしかできていないことは自覚しています。リーフレットは楽しく作ってはいるが、世間的には文献には値しないのでしょう。やりたいことはアマタあれど、整理のついていないことが多く、キチキチと区切りをつけていかないと人生は暮れていきます。そのために、金である程度決着するものなら、やはり外部資金の獲得に動き、場合によれば自費も投入し、やっつけていくほかありません。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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