人を幸せにする人になろう

いくつか

◆田原本のFさんと話ができて、とても有益でした。ヤマト国形成のイメージは、あまり違和感はな いようです。繰り返しますが、500年間住み続けてきた拠点集落の解体と、第Ⅴ様式土器への斉一化、これをどう理解するかというのがポイントです。やはり中河内が主導しているのではないか、大和とは密度が違うという話でした。河内は都会、大和は田舎、という言葉が印象的でした。しかし、フロントを維持しつつ、本拠地を安定した大和に置いていく、ということはありうることである。遺跡密度の話は、京奈和という奈良盆地縦断トレンチでの所見からの話です。
◆やはり見解が異なるのは庄内式の年代幅、つまりは庄内式の開始時期がどのくらいか、という点した。やはりそう上がらないとみている、と。
◆庄内式の年代観については、さらに10年、20年、落ち着くまでには時間がかかるのだろう。それよりも、2世紀の、ヤマト国が東方社会のなかで求心力をもっていく、ということがいえるのかどうか、その点、年代観とは関係なく、西日本社会を広域で考えていくことを続けていく必要があります。
◆史跡整備の話とかも、いろいろ聞かせていただきましたが、それはまた。しかし、田原本に奉職され、調査を続け、史跡指定にもっていき、ミュージアムを開館し、そして買い上げや整備公開までをなしとげたFさんに敬意を表したいと思います。広々とした芝生が広がる史跡公園には、多くの子供さんを連れた家族連れが遊びに来ていました。

2019年11月23日、田原本

◆息子が木・金と大阪での研修があり、22日金曜日、泊まりに来る(見舞いに来るよう要請していた)。翌日、23日の土曜日の朝、3人で那賀病院に見舞いに行く。わたしはいくつか入院に必要な買い物に出る。13時に出て田原本に向かう。昼ご飯を食べ、そこでなんと、わたしの15時からの話を聞くという・・・。
◆まあ、やりましたが、家族がいるとやりにくいですね。直前のパワポの見直しなどもしておらず、なかなかシャベリがスムーズでない。まあ、面白かったと言ってもらいましたが。あとは、いくつか助言ももらいました。次に活かします。
◆それで、そのあと息子を八木駅まで送り、また那賀病院にとってかえす。19時の面会時間終了までおり(1時間もありませんでしたが)、河内国分に戻りました。

なかなかに、つらい

◆昨日の17日(日)は、4校交流合同卒論発表会で奈良女に行く。朝、河内鋳物師の資料作りをちょっとやって車で奈良にむかう。当日朝、和歌山から電話が入り、急遽、夜、泊まりに行くことになった。なので、懇親会もパスさせてもらう。16時には退室し、近鉄奈良駅でカミサンを拾い向かう。京奈和が通行停止になっていることもあり、3時間かかる。
◆そして今日18日、病院に行ってみてもらう必要があり、17日朝、それに行く助けも求められていたのだが、われわれ2人とも動けないので、介護タクシーに乗ってもらう。金曜日くらいから弱っていたようである。
◆朝、6時に出て、カミサンを1限に間に合うよう職場に送るが、近畿道が事故渋滞で、ぎりぎり9時着。自分の職場には9:40頃につき、ぎりぎり10時の約束に間に合う。11時から入試関係の仕事、13時から大学ミュージアムの仕事で、いま17:00すぎ。ミュージアムの仕事もあまりうまくまわっておらず、なんとか全体がうまくまわっていくよう、立ち回る立場にはあるものの、しんどい話で、かつ時間がない。河内鋳物師の資料の〆切が本日で、自分のものができていない。9月にはある程度スタートしていたが、10月に学期が始まると、ほとんど時間もなく・・・。まあ、前座の話なので、できが悪くとも、地図とか、全体にかかわるような資料をつけてなんとかと、考えているが、これもなかなかです。
◆なんとか日々を乗り切っているが、いろんなことがドン詰まりになってきている。が、打開策なし。電話が入り木曜日に入院と決まり、今日も和歌山に向かうことになる。
◆敦賀で、90代のダンナの親のめんどうをみ、またダンナ自身も脳梗塞で、という女性が3人を手にかけたという悲しいニュースを聞く。桜を見る会で、公費でじゃかすか飲み食いしている首相は、こうした現実の日本社会の問題を切実に認識しているとは思えません。

11月30日の河内鋳物師シンポ

◆前にチラシ案を出したかと思います。その後、アクシデントもあり・・・。もう迫ってきておりま  す。興味のある方には、是非ともお集まりいただければありがたく、よろしくお願いします。

2019年11月10日、白石先生のパーティ

◆これ前から決まっており、この土日に決まった教室旅行には行けませんでした。すいません。京 都、13時から2時間。韓国からお越しの申先生とお話ができ、年代観を上げていただくようお願いする。先生のⅥ期を400年のあとでなく前にすれば、それで落ち着くのに、と思っています。
◆17時前には大学に戻り、勉強しかかったが1時間で挫折。

あ~もういや

◆雑用ばかりで、仕事をやめたくなる。土曜日出てきて、朝から晩までやっても、きりがない。

絶望の林業

◆これを読んだのは1か月くらい前か?。もう忘れたが。 何をやっとるんでしょうかね。
◆ストレス発散に書いてます。あれもこれもと圧迫感に負けず・・・、落ち着いて、ひとつひとつ、この年だからこそ。

2019年11月9日、卒論中間発表会

◆毎年毎年、卒論生にあわせて対処が変わる。そのスタンス、距離感はなんとなく安定してきてはい。どこまで自分が関与するか。むろん、主体性があり、問題意識もあり、その都度、サゼスチョンなどをして、本人があれこれやって「聞いてください」ともってくるのが理想。が、そうはいかない。しかし、本人がやらないことには意味がない。だからといって、言うことは言ってあとは放置、というわけにもいかんわけです。
◆今年は3人いて、今回はその1人でした。次は4校交流会での中間発表。これは別の1人。なんとかかんとかレジュメは進んできた。図面もその時々に作ってはいる。それらを発表資料としてどうまとめていくか、少しテコ入れが必要か。

クリエイティビティ

◆わいわい議論することがクリエイティビティを生む。そうです。大学の演習の授業とか、研究会 とか、結局はそういうこと。個人の閉じた世界の思考、天才とよばれる巨人ならそれでもいいかもしれない。5人いたら5つの脳みそ、10人いたら10個の脳みそ、そこにひとつの題材を前に、どう考えられるか、どうしたらいいのか、こういう分析をしては、あるいはこう整理できる、といった理解の深まりや発想が生まれるのですね。これが楽しい。
◆今週も、院生の発表で、親族モデルⅠとⅡの理解がぐっと前進した。

英語民間テスト

◆松岡さんの言う通りですね。何か新しいネーミンで切り替えることが改革で はない。中身に即 した、より有効なものを考える。根拠となるデータがあって、で、どうするという改善策。そういうのでなく、ポっと出の発案が内閣府から出て、文科省が結局は追随して進めることになった。
◆新井先生がなんぼ提言しても、そういうことは反映されないのか。英語の4技能の前に、国語の4技能が大事ということが、なんでわからへんのか。人の話が理解できない、短文でも間違うし、まして長文は読む気力がない、これが現実ということを。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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