人を幸せにする人になろう

ブログの更新も2週間ぶり

◆そこまで忙殺されているかというと、そうでもない。が、人間は精神的な生き物である。あれこれせなあかんという圧迫感で、心の余裕がない。プラス、年老いて、ひどく疲れる。毎日、職場を出るのが22時ということはなくなり、20時半から21時前後になっている。まあ、1時間早くなっても、帰って何かするかといえば、しません。とはいえ、これもココロの問題。韓流ドラマを見ているときは、日が変わり更新された番組を、こないだまで、1時過ぎまで見ていたわけだから、気持ちの問題。
◆難波宮京の10頁の論文をやっており、かなり書いてきて、図も作り、1週間前の土曜日の29日、仕上げにかかった。が、高麗尺で頓挫、やり直しということになる(その話はまたのちほど)。
◆さて昨日7月5日(金)、午前に2つの打ち合わせに出て、午後、ず~と難波京のことをやっていた。本日、6日の土曜日、それをやってしまうと7月が乗り切れそうにないので、封印。雑用にとりかかるとしよう。

山本忠尚さん

◆ヤマチューさん、とよばせていただきます。1943年生まれ、だそうです。約20歳違い。1991年に奈良文化財研究所に入った時、48歳くらいだった、ようです。わたしは平城、藤原調査部におられたので、日常的には接しておらず、サッカーの時、白い短パンでさっそうとボールを操っておられた記憶がある。でも、大学そして職場の後輩として親しくさせていただきました。
◆天理大学には1993年に赴任され、19年間おられ、2011年度、つまりは2012年3月で退職されたようです。5月のはじめに訃報記事がありましたが、お通夜、告別式とも、足を運べませんでした。75歳だそうです。
◆文化史的な考古学をめざされました。忍冬文の論文を覚えています。きっと、濱田耕作的、カファアーキオロジーが理想だったのではないでしょうか。

大阪城での調査

◆こないだ、11日だったか。記者発表はしたものの、スウェーデン式サウン ディングというのがよ くわかってもらえないので、デモ的に調査を行った。17時から。わたしは最初の設定にいて、1時間ほどで現場から離れたが、大きな記事になりました。で、調査チームが、大歴の大会で報告するというのも、末尾にしっかり書いてくれました。
◆まあ、こんだけ大きく取り上げられたら、N先生の株もさらに上がりましたね。
◆さて、30日の大歴大会には、どのくらい、人が来てくれるでしょうか。

新聞記事から

◆ひとつはロスジェネ。1993年から2004年までのことという。その頃の大卒者がいま 33歳から48歳という。バブルから始まっているんでしょう。いっぱい採用して絞られた。大学では、そこに大学院重点化が重なっていく。
◆ダイバーシティーというのは、3人寄れば文殊の知恵。いろんな考え方を持ち寄って議論する。そのためには、いろいろな経験や視点をもった人間が育っていなければなら ない。みな同じ方向を向いているのでは危ういわけだ。これは年齢に関係なく、われわれも、仕事仕事でなく、日曜日は休み、あちこちに行ってみる、美術館に足を伸ばす、など、「普段とは違う経験を増やす」ということを心掛けないと、フツーのおっさんになってしまうわけだ。日本をよくするためのキーワードという考え方も、とても勉強になりますね。

三室山2・3号墳

◆とても興味深い双墓が2基、ならんでいる。
◆幅14ヒロ、奥行き12ヒロの2基か。

そのあとは

◆巣山古墳。1人、西田原本線箸尾駅に送り、新木山古墳→石塚古墳。
◆石塚山古墳から二上山をのぞむ(写真)。
◆牧野→佐味田宝塚古墳(ブッシュだらけ)→新山古墳→築山古墳。
◆狐井城山をめざすも、車を止めるところなく、住宅地の迷路に入り込み、17時も過ぎ、あきらめて終了とする。

ナガレ山古墳

◆史跡整備のために発掘している時、町田さんの声掛けで見に行った記憶がかすかにある。馬見の 公園ができあがり、史跡整備がなされた姿はたぶん見ていない。
◆史跡整備も20年たったら、手を入れていかないといけませんね。公園そのものは成功しており、花もきれいし、多くの人々が訪れている。そのなかで古墳に登っている人たちもいて、閑古鳥ではない。ありがたい話。が、古墳そのものは、だいぶくたびれてきています。

河合大塚山

◆去年?も来た。今回は、大塚山、九僧塚をながめ、城山(畑地に囲まれ、どこからどう行くもの  か?)、中良塚にも足をのばす。そして昼飯。
◆乙女山→ナガレ山古墳。

島の山

◆やはり入れませんでした。車を置き、歩いて橋のところに行ったのですが、立ち入り禁止となっ ている。堀のフェンスのところに看板がはりつけてあり、2006年の調査で、巣山のような造り出しが検出されていることを知る。

2019年6月16日、考古の見学会

◆テジョンの龍田川の話を聞き。平群町の中央公民館で烏土塚古墳の鍵を借り、三里古墳→長屋王 墓→ツボリ山古墳→西宮→そして烏土塚古墳。
◆烏土塚はいつのもんですかね。かなりの巨石で、天王山式というより石舞台式に近い印象をもつ。で、前方後円墳。どこに接点を見出そうか。まあ、580年代の石室で、6末くらいの埋葬というところでしょうか。牧野くらいで。
◆鍵を返し、椿井宮山へ。ネットでは鍵を開けている画像もあり、鍵を借りることはできるようですね。お寺さんに言えばいいのでしょうか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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