人を幸せにする人になろう

2017年9月7日(木)

◆午前、大阪府高齢者大学校をやってから現場に向かう。
◆参加者。城陽市担当者、工藤さん、自分、長友さん、大澤、園原、山本、市川・前田・山崎、池口、中谷、上野。

◆朝、シートを開けるも雨、9:45再度シートを開け、図面にかかる。10:00。大阪高齢者大学履修者への説明(~11:00)。直後にいきなり大雨が来る。シートを掛け、ずぶ濡れ。今日は無理でしょう。弁当をもって宿舎に。芝が原古墳などの見学、そのあとゴリゴリ館、宿舎に戻る。
◆帰宅し、ひとつ作業をして、爆睡。

2017年9月6日(水)

◆大学院入試2日目で完全休みにしたのかな。
◆参加者。長友・大澤・園原・市川・山﨑・池口・中谷・上野

17-1tr。葺石の平面図を進める。お昼までには平面図が一名を除いて終わり、午後からは後円部葺石の立面図と北壁の土層断面図を進める。天気次第だが葺石の平面図は明日の昼までには終わりそう。北壁の土層断面図は今週で終わると思われるが立面図は少々厳しい。弓と思しき木製品の横を長方形に小さく断ち割って残存状況を確認した。
17-2tr。平面図はお昼までに終了。立面図に取り掛かる。円筒埴輪列は、埴輪列掘方の高さが違うという指摘を確認するために、何かしらの方法で断面図のような図を取る必要がある。また、どれか一本は十字に断ち割り断面図を掘方に対して平行・垂直の二方向で記録し抜き取る方針である。
〔訪問者〕菱田さん(京都府立大学)、桐井さん・北山さん(京都府教育委員会)、記者さん1名。
以上、by大澤

陸橋の角度

◆なかなか厳密にはいかないが、陸橋の墳丘斜面のとりつき部の基底石は見事に一直線にならんで いるので、その角度を求め、中心からその直交方向ラインの角度を算出してみた。前のとそう変わりませんが。
◆院生・学生らは現地説明会資料の作成を進めてくれており、2回、校正をした。「渡り土手」というんだそうです。

説明会は9日の10時から13時です

2017年9月5日(火)

◆朝、ブツのところの平面オルソ2分の1実測用の画像を届ける。
◆トータルステーションを据え、17-1トレの壁面に、水準線、座標を切る。
◆壁面のフォトスキャン用の写真を撮る。北壁はいけたが西壁は画像が不足していたようで、一体 の3Dにならなかった(右)。できれば補い、壁面画像を残したい。前に記録としても有用ではないか、といったもの。失敗したらダメですけど。これ、マッチングした画像に標定点がひとつしかないので、座標を入れるうえでも失敗している。が、壁を削り線引きし、今日のような曇天で、きつい日光や影などない写真が撮れれば、正射影した正確な壁面画像が残せるわけです。
◆10時から記者発表。城陽市教育委員会の説明と質疑の後、記者と少しやりとりする。まあ、南山城版か京都版で、近畿全体にも載らないんだろう。
◆11:00、大学へ向かう。教授会→院入試→採点。この間、Jムークの原稿を書くも、第1回分の半分程度(明日11時からの打ち合わせまでに書き上げることは、まあ無理)。
◆陸橋側面の礫の遺構にあわせたオルソ画像を作ることが残っている。

2017年9月4日(月) 第6週

◆参加者。城陽市担当者、工藤さん、自分、長友さん、大澤(市大M1)園原(立命M1)、泉 (奈良大4)、相馬(近大4)、前田・山崎(立命3)、池口(同志社3)、中谷(京都橘3)、上野(奈良大2)
◆(1)朝、曇りなので、20分ほど17-2トレをざっと掃除して写真撮影。ヤグラはないが、地上写真としては金曜日の木漏れ日より、はるかにいい写真になっているだろう。(2)図面にかかる。17-2は壁面→平面。17-1は葺石平面。昨晩、ファミマで103%PDFをカラーコピーし(97%縮小)、下図が何とか用意できた。
◆泉さんが仕切って、3回生に指示を出してくれる。M1の2人は午後からだったので、とても助かった(感 謝)。着々と図面は進む。金曜日は17-1の壁面を3回生にもたせたが難しく、石平面10分の1に切り替え、4回生以上が壁面の線引き、検討を進めてくれている(途中)。
◆渡土堤の墳丘側基部の礫出し、スロープ仕上げ。またブツが出る・・・。
◆丸山さんによる白い物質のサンプリング(顕微鏡→蛍光X線→年代測定という予定)。
◆本日10時から城陽市史跡整備委員会。1時間現地、1時間会議室。渡土堤を追加調査して全体像をつかむ必要性で合意される。いま出ているブツを養生し、来年、広く開けた際に全体を調査する方向。マスキングしてシリコンで固め、ウレタンで土圧から防備するのだそうです(元興寺)。上位機関とも相談ですが。
◆昨晩、ふたつのトレンチの西側からの立面オルソーを作るところまでやった(2:00)。平面がすぐ終わりそうなので、立面下図は明日朝、届けないといけない(午後からは院試)。
【明日】記者発表10時~。
〔来客〕廣瀬さん、大沢さん、丸山さん(骨かどうか)、長友父。

渡土手のボリュウム

◆渡土堤は、基底石のところで高さ約28mくらい。ややスロープで下がり、調査区西端は本来の高 さに近いと思うが、そこで27.5m。濠底が26.8mくらいなので、高さは70㎝くらいで、墳丘取り付き部で1.2mくらいになる。
◆ちなみに造り出しは、上面が約30m、濠底が26.8m。濠底はほぼ水平。造り出し上面よりも、堤はマイナス2.5m、墳丘とりつき取り付き部で2.0m。圧倒的に低いですね。

2017年9月3日(日)

◆金曜日の昼に、カミさんにフォトスキャンの写真を撮ってもらい、午後、作業をしてもらった が、上のトレンチは木漏れ日とかで、うまくいかない。そして2日午後にかけて双方で作業するも、ダメ。もうぐったりだし、すっきりしないし、気力もない・・・。しゃーない、と15時、現場に向かう。晴れだったが、夕方の西日で、東に影は出るが、全体のトーンは明瞭に出るだろうと。
◆18時、摂南大でマシンをまわし、上のトレンチもすっきりできた(右図→追記:マーカー1個の座標データ(標高)が少なからずおかしく(入力ミス)、この画像は修正されたが)。家に帰り、メッシュも切ってもらった。助かります!。
◆土曜日は体力的にも精神的にも「どよ~ん」としていたが、ぐっすり寝て、本日、日曜日はややすっきり。で、ちょこまかした作業をここまでしていました。
◆2箇所の調査区図を仕上げましたが、それを入れ込んだ全体図。そうなんです、推定中心から放射線を引くと、こういうラインになる(気にはなっていた)。それからすると陸橋の幅はでかいと想像できる(以前に出した図でもこの線ありますよ)。
◆さて、明日からの図面の準備をやります。
【追記】2030、平面図の準備はできた。これから立面のオルソを作る。
【追記2】疲れてきた・・・。かえろ。

9月3日の生データ

950出勤。データ移動。直子作業FSデータをHDから取り込み1033。1箇所の調査区平面図に文字を入れる。メールし、ブログも1316。10分の1の準備にかかるもなかなかそこまでいかない1405。17-2の20分の1を新しいオルソ画像に置き換え始める1420。17-2FSやり直しにかかる1515。100分の1成果図と等高線図を送り直す1716。17-2トレ、オルソ画像座標切り直し途中1750。完了1805。17-1方眼チェックにかかる1807。17-1はOKとする。図面割り付けを10部印刷する1835。17-1葺石10分の1割り付け完了1910。17-2図面割り、メール2009。ドラテ用意2015。17-2平面図下図PDF完了2024。デスクトップに移したデータをノートPCに戻し始める2032。

2017年9月1日(金) 9月に突入

◆参加者。城陽市担当者、工藤さん、自分、長友さん、阿部(市大M2)、川北(京大M1)、山本(立命4)、市川・佐藤・林田・山崎(立命3)、池口(同志社3)、中谷(京都橘3)、黒田・佐藤(立命2)、上野(奈良大2)。
◆朝から17-2トレ最終掃除。9:30から写真撮影(昼休みをはさんで午後かも少し継続)まで。快 晴で竹林の木漏れ日。よい写真は撮れない。月曜日、再度、撮影できるならしたいところ。昼休みに、フォトスキャン用の写真撮影。
◆17-1トレ。シートを開ける。諫早さんにブツを見てもらう。フォトスキャン用の何度目かの撮影。
◆午後から、いま図面にかかれる17-1トレの壁面(北壁・南壁・西壁)、17-2トレの壁面(北壁・東壁)に着手。17-1はオルソ画像を下図に、17-2は線引きして水糸を貼っての従来のやり方。17-1は、洪水層中に砂層がいくつも入り、できれば記入したいもの。が、下図にしている画像がいまひとつなので、なかなか難しそうだが。
◆ほか手が余った学生らは埴輪洗い。
渡土堤の上面も礫敷とみるのが妥当と・・・。

〔来客〕諫早さん、橋本さん。

2017年8月31日(木)

◆参加者。城陽市担当者、工藤さん、自分(午後から)、長友さん、阿部(市大M2)、山本(立命4)、市川・山崎(立命3)、池口(同志社3)、中谷(京都橘3)、上野(奈良大2)。
◆17-2。全体清掃。中段斜面も仕上げ、そしてやりにく礫敷面をとにかく整える。周囲の片付けや 清掃も。
◆17-3。基底石は出たかと楽しみに午後行くと、拡張部の斜面部についても、埴輪片が途絶え、木漏れ日で土の色が見にくいこともあり、流土と考えて下げていっていいのかわからず、確証のないまま止まっている状態だった。まだ下げられるとは思ったが、南壁沿いに断ち割り土層を見ること、くびれ部の礫敷の高さを比較した。レベルは、最初の調査区の範囲で、もしかして礫敷?とした面で、くびれ部の礫面より30㎝高い。まだ下でいいのだろうか。断ち割りでは、見にくいながら、何枚かの土の単位が現れ、黄色い粘土ブロックを含む層、赤系の砂質土、そしてその上に黄白色流土が載るように見える。流土下が盛土面とすると、傾斜緩く、葺石はまったくない。葺石が基底石を含めて一切ない。およよ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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