人を幸せにする人になろう

西陵

◆外周の測量をドローンでやってもらったのは数年前。ようやっと統合できた。マユの場合、あわない箇所、標高が違うというところもあって、かなり苦しんだ。が、西陵はほとんど問題なく、2日でだいたい終了できた。おおむね、こちらの墳丘の図に外周をくっつけるという棲み分けもシンプルだったこともある。
◆ただし、堤については、一部はこちらでも測量しており、その重なりを見ていると、やはり草が繁茂している箇所はレーザーが正確とはいえないことがよくわかる。こちらの測点があるものは基本的に正しいとして調整している。

最後は泉佐野

◆熊取を抜け、泉佐野に向かう。ここの江戸時代以来のまちを前から見学したいと思っていたので。
◆駅前に近い ところの駐車場に車を入れ、ぶ~らぶら。商店街を抜け、本町の旧のまちなみを進む。「泉佐野ふるさと町屋館」というのがあり入る。入館料200円です。ここが最高によかった。ベテランのガイドさんの、詳しく面白い話をえんえんと聞くことができた。話はうまいし、内容は面白いし、こちらの受け答えもあるので、しゃべりも熱心になる。これなんだかわかりますか、というクイズがそこここに散りばめてある。わたしが「タイガー計算機」と答えると、答えた人は初め てだと驚かれた。
◆いろんな勉強になります。いろんな言葉の意味を教えてもらった。それと泉州自慢。淡路の玉ねぎが著名だが、明治に入って玉ねぎを定着させたのは泉佐野。タオルも今治がいまは生産日本一かもしれないが、かつては泉佐野、などなど、楽しい。そして食野(めしの)家の話。江戸時代の長者番付で、三井や大阪の両替商に肩をならべ大関に位置付けられた食野家のことを詳しく聞くことができた。メシノ家のこと、もっと大阪の人間に知ってほしい。
◆NPO法人を作り、市指定の新川家住宅の管理とガイドを担っている方が、ほかに2人おられた。歴史館いずみさのという泉佐野市の展示施設は、基本的に日根野荘の展示で、港町佐野と大富豪メシノをいう江戸時代の大繁栄を学ぶことができない。が、ここに来ると知ることができる。

中家住宅

◆横には重要文化財となっている中家住宅があり、入る。岸和田藩の大庄屋の1人でもあったという。で、 中家は橋本宗吉を支援し、有名な電気実験やった大松は、この中家にあったものだという。この場所で、フランクリンと同じように、雷が電気であることを確かめる実験が行われたのだとか。

熊取町レンガ館

◆旧道を行く。神於山の裏側の道だ。前に神於寺に行ったとき通ったなと記憶がよみがえる。前は途中で岸和田市方向に出て、久米田方 面に向かったのだが、今回はそのまま進む。
◆貝塚市水間寺を抜け、さらに進んで熊取町に入る。で、右に入ると煉瓦館とあり、右折する。泉州の繊維産業、大きな工場は次々に操業しなくなり、取り壊されたものが多い。ここでは、工場の一部を残し、展示施設やホールにしている。ひとつの建物に入ると、机のあるところには、すべて受験生が座り、勉強している。熊取町の歴史についてのパネルが少しあるが、本格的なものではない。
◆物販のところで、タオルを3枚とタオル地のマフラー1を購入する。

せっかくなので三国山

◆前の記事の画像は、道が2つに分かれ、左を進むと大阪府和泉市父鬼に行ける道なのだが通行止め。右は三国山山 頂に向かう道。せっかくなので三国山に向かう。頂上には航空機の管制用レーダーがある。その先、河内長野の滝畑に続くのだろう林道はついているのだが、一般車は進入してはいけないことになっており、それを守って引き返す。
◆和歌山県側に引き返し、旧道から新道に出て、鍋谷トンネルを抜け、大阪府側に出たところでまた旧道を選び、父鬼の集落を抜ける。
◆父鬼は大きな集落で、製材所が多い。田もあるのだろうが、通過する範囲では見えない。林業が主たる生業となってきたよう。父鬼を抜け、外通谷の道を泉佐野に向かう。ここでも国道170号線でなく、旧道を選んで西に進む。

鍋谷峠

◆和歌山県紀美野町へ行く場合、ふだんは京奈和まわり。かつらぎインターで降りる。職場とか、 西の方に出て行っており、そこから行く場合は、阪和道で和泉・岸和田インターで降りて、鍋谷峠(いわゆる父鬼越え)の新しい道を通って、かつらぎ町へ抜ける。
◆この日、行きは京奈和だったが、ぶらぶらしようと、帰りは鍋谷峠にする。しかも、いつもは新しいトンネルをたくさん抜いた道を通ってしまうのだが、この日は昔ながらの旧道を行き、父鬼越えを経験しようとする。で、新道から旧道に入り、峠道を登り切り鍋谷峠に到着する。が、大阪側が通行止めになっていた。あらら。
◆引き返しですね。まあ今日は、ほっこりする日にしたので、急ぐことはない。

2023年12月17日、鍋谷峠と泉佐野

◆この日、富田林の現場に1日行くかな~とも考えていたが、カミサンが墓参りに行くというので、なく なる。和歌山は雪景色でした。

2023年12月16日、古代を偲ぶ会

◆目が覚めると8時。職場に向かう。時間を調べると、12:59杉本町発で天満橋14時前に到着でき る。なんとかパワポをかっこうがつくように整える。
◆一段落してほっこりしてると、12:59に間に合わず、アホ。1本あとになったが、なんとか13:58くらいには会場に着いたのかな。オオヤマト古墳群の6基の倭国王墓についてしゃべる。
◆そのあとの懇親会にも参加する。これで今年の発表などはすべて終了。来週の授業をやれば年を越せる・・・。

2023年12月8日はひどかった

◆市史の仕事を思い切りやっていたんです。今日は何もない1日フリーだと、完全に思い込み。
◆午後、来客あり。とんとん、で思い出した、Sさんだ。いまや東京F市の正職か。よく頑張ったな。根性あるわ。埋文取り扱いの話をする。調査費が高すぎるのだ、とか。けっこう長く話す。
◆ふたたび市史の仕事に戻りやっていると、電話が。大阪歴史学会編集委員のFさん。「今日、編集委員会ですよね」。うっ、そうなん、まずい、やばい!。が、これが1730、まだ1時間あった。あわててZOOM案内を送り、資料を印刷して、なんとか平和に済んだ。ありがとうございます。
◆かような脳髄なのでポカもしますな~。それが人間、失敗する自由も人間はもつ、と言っておこう。

2023年12月9日、摂南のこり荷物出し 記事№6100

◆前から手伝う約束だったので、基本的に業者がトラックで運ぶが、それ以外のものを自家用車に積んで三田に行く。今回はそこまでとし、職場に向かう。
◆ひたすら和泉市史の残りの仕事をしていた。正確には忘れたが、冒頭のところの文章(短い)、 その挿図の割り付け。見開き図は等高線なぞりをすべて点検する必要があるので、完成版は年明け。枠取りしてもらう。それが終って、国府河頭井のコラムの6頁。これは11日に完了。図は10日終えていた。これで一段落。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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