人を幸せにする人になろう

勝山

◆小学校の北。西側の溜池が水を落とし、後円部の墳丘が干上がって見えている。これは行くしか ない。汀沿いを歩く。土器片がかなり落ちてます。後期のものがそこそこ入っていますが、布留の薄い精製品の破片もいろいろ散らばっています。
◆けっこう、溜池の汀線で墳丘がえぐられている。で、特徴的な抉れがあるな~と思ったら、岩盤でした。礫岩というのか、いちおう固結した基盤をなし、これを削り出すのは大変だ、と。

次、矢塚

◆小学校の西。なかはけっこう鬱蒼としている。

東田大塚

◆前に纒向石塚にはアクセスしたが、周囲の「纒向型」をちゃんと訪れたことがない。せっかくな ので、先を急がず、見れるものは見る。で、まずは東田大塚。私有地につき立入禁止看板があったのかな。外から見るくらい。これまで纏向小学校のまわりに集中していること、その名前も頭に入ってはいるものの、位置と名前が一致するのは石塚くらい。しかし今回、ぜんぶまわったことにより、ぜんぶ頭に入った。

ホケノ山

◆何度も来ているが、前方部前面の位置の根拠はあまりないんだろうか。墳丘はよく管理されてい て、状態もよいし、上り易い。埋葬施設の表示はない。片側のくびれ部から、里道を隔てて前方部前面くらいに、石貼りで墳丘を表示。これくらいがいいのかもしれませんね。自然な感じ。
◆それにしても、6世紀に、ここに横穴式石室を造るのは、どういう感覚なんだろうか。

茅原大墓古墳

◆箸墓古墳の横を通り、茅原大墓古墳に向かう。前方部が2段あり、その両サイドから渡り土手がのびる。渡り土手の定型化というのもある と思うが、定まるまではいろんなところにくっつけるのでしょうか。盾持ち人がいる。中期初頭とのこと。

2023年11月23日、桜井市埋文センター

◆考古の見学会でオオヤマトを行く。桜井駅に集合。まずは桜井市埋文センターで埴輪の展示を見 る。メスリ、楕円筒のなんとか、茅原大墓、後期のもの、埴輪の勉強になりました。
【写真】これは常設の小立古墳のもの。

網野の原稿

◆およそ書けた。2023年11月23日、8:30。書けば書くほど、チェックポイントが出てきて、それに対応する図を作り、重ね合わせたりの作業をする。200m級の前方後円墳の墳丘を復元し、各部寸法などを復元し、これを記載し、さらにはモデルとなっている倭国王墓の設計を検討した上で比較し、どのように複製しているかを点検しまとめることは、1本の論文となる。枚数制限なしで書くとなると、どこまでやればゴールなのか泥沼化するかもしれないが、10頁分という与えられた枠組みで、やることはやれたのではないか。
◆締め切りまで、しばらく寝かせておこうか。

ようやく回復

◆条里制研見学会の頃からなので、体調が回復するまで2週間を要した。年ですね。今週は、授業調整日ということで、祝日のひっかからない火曜日と水曜日の授業がなく、木曜日も祝日なので、1週間ほっこり休み。原稿を書かな。
◆網野の原稿が80%まで仕上がってきた。もうちょいですね。
◆条里制研の見学会の翌日の11月6日は鈴鹿市の調査指導。朝、大学に行き、少し仕事をし、鶴橋から特急に乗るが、名張のところで、なんだっけか信号かなにかの不良で、運転取りやめとなりおろされる。同乗していたO先生とN先生と、急行を乗り継いで白子駅に到達したのは1時間遅れくらいだったか。雨も降ってきて現地は難渋しました。

大学の研究力は落ちるわな

◆『化学と工業』から。ほんと。予算執行のシステム入力は、ぜんぶ教員がやれというのが大学の 方針。こないだの研究室旅行の出張書類、何10頁のもマニュアルを参照し、同僚の先生の打ち出しももらっていたので、それをもとに入力画面で取り組むが、1時間やってもできない。旅行者コードというのがわかってないと先にいけない。経理にSOSを出し教えてもらい、翌週、それにもとづきやるも、第2日目の入力にどう進むかわからず、再度SOS。経理の人から電話が入り「行きます」、と。で、やってもらいました。あほなことです。
◆大学事務。昔は主みたいなベテランがいましたよね。そういうのが弊害をもたらす要素になりうることは理解できるが、そこは組織の問題。だがいまは、事務の世界でそんなプロを育てるという意識はまったくありませんね。

阪神タイガース優勝

◆第5戦まで、終わってから結果を見るだけ。いや結果すら、いつもカミサンが「負けたで」「勝ったで」と教えられた。で土曜日の第6戦は初めて帰りの車でラジオをつけ、帰ってからも家のラジオで聞いていたが、敗色濃厚となり消す。で、日曜日はまったく確認せず。この時も、カミサンに結果を伝えられた。
◆いまから38年前は1985年で、岡山の吉備津の合宿所にいた。楯築第5次調査。この日、Mさんがちらし寿司を作る。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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