人を幸せにする人になろう

むかしの香川の旅(1)さぬき市歴史民俗資料館

◆2009年7月19日と20日に香川に見学旅行に行く。概略しか書いていないが、実に面白かった。こ れについて書いてみようと思って書き始めるも、そんなことやっている場 合ではない。
◆まず、むかしの大川町歴史民俗資料館。雑然といいものがならんでいる。対応いただいたオジサンが実に人柄のよかったことをなんとなく記憶している。写真は冨田茶臼山の埴輪。
【追記】やめときます。過去は過去。

ねごろは

◆根来寺遺跡の、一条閣移転地の造成工事が進んでいる。
◆県教委は、移転の事業者であり、確認調査をやって本発掘調査範囲を定め、遺跡の 評価をして移転goを決めた。だが、確認調査が十分でなく、尾根頂部が未発掘なままであり、見解の相違を生んでいる。なので全面調査を要望してきた。そして造成工事に予定通り取りかかっている。
◆造成工事の遺構も出てきているようで(中身はよくわからん)、それに応じて調査している。はじめから、あるいは途中でも全面掘っていてくれれば・・・。
◆この地点がいかなるものか、全域の遺構を明らかにして、残り具合も悪いなら悪いでもいいが、遺存状況を把握した上で、どうするのかという判断をやってほしいと願ってきた。むろん見解の相違は埋まらないかもしれない。が、(1)全体の判明、(2)遺跡の評価→(2)遺跡の取り扱い判断、とよほど論点は明確になる。しかしこれまでは、遺跡の性格にかかわるポイントとなる部分が未発掘なままで、コトが進んできたわけである。
◆今回、どこまでのものになるのだろうか。ここに至ったが、まだ遅くはなく、全面発掘に切り替えてほしいと願ってやまない。中途半端なまま―調査も評価も―コトが進むことのないように願う。
【追記】11月5日に見せていただきました(写真)。またコメントします。

大学統合と府大

◆ひょんなことで、府大教職員組合のニュースをもらいました。書いてあることはよく理解できる。問題は、このニュースではなく、聞いた話の部分なのだが、温度差があるというか、話がかみ 合っていないようにも思える。

博物館実習展2013

◆後期に入り、やってます。文系は文学部60周年展で、理系は彗星展。理学部生は、模型を作ると決めて、材料を購入し、模型班は製作実験に取りかかっている。

10月25日は卒論中間発表会

◆考古、古代の祭祀、古代、国造、中世、本願寺、近世、堀江新地、近代、『新聞雑誌』。例年、 土日にやっているが、今年は日がなく金曜日になったが、こっちの方が3回生2回生にとっても参加しやすいのかな、と思った。
◆考古は、発表者が決まらなかったが、なんとか筋を作り上げた。まあ、一緒に勉強していて、どんどん面白くなってくるもんで・・・、勉強になります。

10月20日高槻・茨木・吹田(8)吹田市博

◆吹田市博はあまり時間がなかったが、17:15までというのもありがたい。企画展の操車場・名神 の展示がなかなかよかった。よくまあ、こんだけのものを集めたと、てっ ちゃんの偉大さを思い知る。なんだっけか、国産大衆車の車のホンモノが据えてあった。
◆常設の展示も、いつも勉強になる。が、いつも閉館間際に来て十分な時間をかけて見れてないような気がする。今度は時間をかけて・・・。それと七尾瓦窯、岸部瓦窯の現地にも足をはこぶべきですね。

10月20日高槻・茨木・吹田(7)茨木市の文化財資料館

◆そのあと、太田茶臼山に立ち寄ったあと、銅鐸の鋳型を見に茨木市の資料館に行く。企画展で、 東奈良で鋳型が発見されて40年の企画展をやっていた。意気込んで2階に上がっ てガックリ。
◆完形の銅鐸の鋳型はなんとレプリカ。思わず、座っているおじさんに、なんでレプリカなんですかと抗議(申し訳ないけど)。重要文化財で痛む?。石やしね~。平常だって、ここの目玉になるだろうに。東奈良があってこそ、あそこに資料館が建てられたんだろうに。それが見れるからこそ、人が来るのだろう。まして40周年を記念する企画展で、ホンモノを並べてないとは、どういう考え方なんだろうか。まったく理解ができない。で、しゅるしゅると見る気が失せていく。
◆一方で、遺跡のパンフレット類を作ったのでしょう、そういうものが無料配布されていて、ありがたかった。是非とも、1階の常設展を、大きく変えないでいいので、背後のパネルとか、理解を助ける工夫をしてもらうことをお願いしておきたい。

10月20日高槻・茨木・吹田(6)三島の条里

◆今城塚の博物館にもどって、島上郡の条里のパネル。淀川に沿って山陽道が通され、条里が切ら れ、のち正方位条里にやりかえるのだ、と思っているが、どうなんでしょうね。

10月20日高槻・茨木・吹田(5)阿武山

◆博物館は、なにかとジロジロ見たが、省略。小雨だったが、せっかくなので今城塚現地も埴輪復 元のところまで行く。そのあと、新池、これも省略。
◆本日の自分のなかでのメインイベント、阿武山古墳に行く。住宅地の斜面を抜け、京大の研究所の敷地内に入り、登山者の便があるのか、建物脇のところにスペースが設けてあり車が置ける。そこから歩いてすぐである。古墳の土盛りがないのが特徴で、かつて発見された埋葬施設上には四角い囲みが作られ、大きな説明看板がある。
◆さて鎌足墓なんでしょうか。それでいいのでは、と最近は思っています。今城塚の博物館で出土須恵器を見ましたが、ちっちゃいです。

10月20日高槻・茨木・吹田(4)鎌足シンポ

◆チラシがあったので紹介しておく。まあ、お歴々の方々を集め、さぞや盛大に人が集まるであろ う。普及活動に余念がない。600名の大ホールだって。すごいね。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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